2008 Fiscal Year Final Research Report
Experimental study on boron cycling in the upper mantle
Project/Area Number |
18740346
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geochemistry/Astrochemistry
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
OOTA Tsutomu Okayama University, 地球物質科学研究センター, 助手 (80379817)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | 地球化学 / 岩石鉱物学 / 地殻・マントル物質 / 電気石 / ホウ素 / リチウム / 二次イオン質量分析装置(SIMS) |
Research Abstract |
地球という惑星の大部分はマントルで占められている.このマントルの活動によって形成された表層の物質は,プレート運動によって沈み込み帯からマントルへと戻っていく.その際,ある特定の化学成分は表層物質に濃集し,沈み込む際には表層物質から取り去られてマントルには戻ってこない.このような物質循環によって地球は進化してきた.本研究では,表層物質の沈み込み過程を高温高圧実験によって再現したり,マントル深部へ沈み込んだ岩石の化学組成を分析しりして,表層物質がマントル深部へ沈み込んでいく際に,ホウ素(およびリチウム)という元素がどのような挙動をするのかを明らかにし,地球マントルの化学進化の理解に貢献した.
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Research Products
(3 results)