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2006 Fiscal Year Annual Research Report

流体励起振動を用いたマイクロ発電機の研究

Research Project

Project/Area Number 18760181
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

廣田 輝直  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 講師 (60372421)

Keywords流体工学 / 流体励起振動 / 発電機 / 静電気 / レイノルズ方程式
Research Abstract

まず、シミュレータの構築を行った。設備備品費として挙げた、シミュレーション用PCを用いて、粘性力を考慮したシミュレータを開発した。これまでの検討では無限幅近似を使用していたが、振動体側方からの流体の漏れを考慮したシミュレータを作成した。また、本研究のターゲットである毎分数リットルの流量域で動作するプロトタイプを作成した。プロトタイプの振動周波数、波長、振動波形を、レーザ光の反射角の変化をPSDにより検出し計測した。消耗品費として挙げた、流量計、圧力計、装置のPCによる計測制御用ソフトウェアとしてLabviewを用いた。シミュレータの結果とプロトタイプの測定結果の比較を行った。
プロトタイプは、2枚のアクリル板の間にテフロン製のシートを挟み込む事で流路を形成し、振動体としてはアルミニウムを蒸着したポリエステルフィルムを用いた。また、300〜1000v程度の高圧供給回路と高圧・微小電流の発電出力を、効率よく取り出すための整流回路の検討を行ったが、減税のところダイオードの漏れ電流による効率低下により十分な結果が得られていない。
18年度の成果としては、プロトタイプおよび測定系の確立ができたこと、振動体側方からの流体の漏れを考慮したシミュレータを作成したことが挙げられる
18年度は国内会議での発表一回を予定していたが、学会が東京で行われたため支出は無かった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 流力自励振動を用いる平面型発電機2007

    • Author(s)
      田中 生馬, 近藤 智章, 廣田 輝直, 保坂 寛
    • Journal Title

      第24回日本ロボット学会学術講演会講演概要集

      Pages: 259

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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