2007 Fiscal Year Annual Research Report
キャビティを用いて同期化した大規模ジョセフソン接合アレーによるテラヘルツ光の発振
Project/Area Number |
18760261
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
WANG Huabing National Institute for Materials Science, ナノシステム機能センター, 主幹研究員 (70421427)
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Keywords | テラヘルツ光の発振 / 準光学系高周波キャビティ / ビスマス系高温超伝導体 |
Research Abstract |
ヘリウム・クライオスタットに準光学系共振器を装着した。電流印加およびマイクロ波照射下での(照射マイクロ波電力・周波数を一定)、固有ジョセフソン接合列(IJJs)の測定結果は、共鳴条件に調整すると顕著な変化を見せ、共振器が正常に動作していることを示した。 接合面積が数百μm×数十μmと巨大なIJJsから、テラヘルツ帯の放射を観測した。検出には、IJJs受信器、およびそれを用いたミキサーを用いた。巨大な試料から、テラヘルツ放射を観測したが、他のグループの報告とは異なり、ほとんどの場合コヒーレンスが取れていなかった。 以上のように、本研究課題の成果として、IJJsからのテラヘルツ放射の観測に成功した。そのメカニズムの解明を通じて、固体テラヘルツ光源の開発を継続して行う。
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Research Products
(15 results)