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2008 Fiscal Year Annual Research Report

信頼性工学の手法による機械作業の不具合診断

Research Project

Project/Area Number 18780195
Research InstitutionNational Agricultural Research Organization

Principal Investigator

小林 有一  National Agricultural Research Organization, 中央農業総合研究センター・バイオマス資源循環研究チーム, 主任研究員 (10355513)

Keywords農作業 / 農業機械 / 不具合発生 / 信頼性工学
Research Abstract

農作業を円滑に進める上での、作業上の不具合発生について、頻度、内容、影響等の調査をした。昨年までの調査対象の農業法人等に加え、K稲わら利用組合(茨城県)、K法人(熊本県)、および施設内作業として中央農研に設置されていた小規模搾油工場を調査した。
K稲わら利用収集組合では、畜産用に水稲収穫後のわらの収集を請け負っており、地区ごとに分散した圃場で、ロールベーラ(牽引型)、ジャイロ、ロールグラブを使用した組作業を実施している。今年度の実績は330haであった。地区毎でも圃場の集積度が異なり、圃場間移動に要した移動距離は59〜92.1%であった。また前日までの天候条件によって現場に行ってから作業が出来ないことが判明する場合もあり、円滑な作業を妨げていた。機械の不具合としては、ロールベーラのネットがけの不良が連続して発生することがあった。これは切断刃の受けが摩耗したことが原因の一つであり、部品を交換したところ不具合が解消された。K法人では傾斜牧野での、管理を兼ねたススキの収集を実施している。傾斜地では連結部に過剰なねじれ負荷がかかっており、破断する事例があった。また沢筋などの窪みに転落する事故があった。場所の特定で再発を防止できていた。小規模搾油工場では、ホッパー張り込み、オーガ搬送、バケットエレベータ搬送、コールドプレス搾油、オイルケーキのコンベア搬送、粉砕器、フレコン詰め等の作業が連続して行われる。各作業の作業能率とラインを停止させる状況を調査、取りまとめた。各調査対象より得たデータを、信頼性工学の手法に則り解析し、FMEA解析表に取りまとめた。作業上の不具合は3種類に大別できた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] OILCAKE AS A FUEL ALTERNATIVE TO WOOD PELLETS2008

    • Author(s)
      Yuichi KOBAYASHI, Hitoshi KATO, Genta KANAI
    • Organizer
      International sunflower conference (Proceedings of the 17^<th>, 803-806.)
    • Place of Presentation
      Cordoba, spain
    • Year and Date
      20080606-12

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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