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2007 Fiscal Year Annual Research Report

カルシトニンホルモンを分泌するC細胞の発生・分化に必要な遺伝子は何か?

Research Project

Project/Area Number 18790151
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

三浦 正明  Kitasato University, 医学部, 講師 (60276053)

Keywords鰓後体 / C細胞 / CASH1 / inhibin beta A / inhibin beta B / mGLA / レンチウイルスベクター / GFP
Research Abstract

鰓後体C細胞の発生・分化に必要な遺伝子を探索した. 昨年度は,孵卵12日令と孵化後1日令の鰓後体を用いて, DNAマイクロアレイを行い鰓後体の細胞分化に関わる遺伝子を網羅的に解析した.その結果から鰓後体C細胞の発生・分化に必要な遺伝子の候補をいくつか選定した.今年度は,昨年度の結果を基に孵卵12日令において多く発現している遺伝子, achaete-scute homologue mRNA(CASH1)およびinhibin beta Aと,孵化後1日令において多く発現している遺伝子, inhibin betaBおよびmatrix Gla protein (mGla)に注目して解析を行った.これらの遺伝子のC細胞内での機能をくわしく探るため,鰓後体初代培養細胞内にこれらの遺伝子を導入することを試みた.そこで私は,初代培養細胞を用いるため,高効率で安定した持続発現が期待できるレンチウイルスベクターを使用し遺伝子の過剰発現と,ノックダウンを行うことを計画した.レンチウイルスベクターは理化学研究所の細胞運命情報解析技術開発サブチームより提供を受けた.各々の遺伝子のレンチウイルスベクターを構築し,ウイルス粒子作製のための293T細胞にトランスフェクションした.レンチウイルスベクターにはGFPレポーター遺伝子が組み込まれており, GFPの蛍光を調べることでトランスフェクションを確認した.さらに,レンチウイルス導入後のタンパク質の発現量を調べるために,各々のタンパク質に特異的な抗体を作製した.

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] レンチウイルスを用いたニワトリ鰓後体細胞分化に関与する遺伝子の細胎内遺伝子導入の試み2008

    • Author(s)
      三浦 正明
    • Organizer
      第113回日本解剖学会総会・全国学術集会
    • Place of Presentation
      大分大学
    • Year and Date
      2008-03-29

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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