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2006 Fiscal Year Annual Research Report

ジェネティックリネージトレーシング法を用いた成体肝幹細胞の同定

Research Project

Project/Area Number 18790210
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

鈴木 淳史  独立行政法人理化学研究所, 臓器再生研究ユニット, 研究員 (30415195)

Keywords遺伝子 / 再生医学 / 細胞・組織 / 発生・分化
Research Abstract

肝臓の前駆細胞と考えられているOval cellの細胞系譜を調べるべく、肝細胞の特異的遺伝子マーカーであるアルブミン(Alb)のプロモーター領域下流にCreERT2を結合したAlb-CreERT2ノックインマウスとGt (ROSA)26Sor-lacZマウスを交配して得た二重遺伝子改変マウスについて解析を始めた。本二重遺伝子改変マウスは、外部からタモキシフェンを投与した場合のみCre組換え酵素の活性を誘導できることから、まず、適切なタモキシフェンの投与方法を調べ、続いて、タモキシフェンの投与により成体肝臓中の肝細胞がX-gal染色にて染色されることを確認した。その後、タモキシフェンを投与した二重遺伝子改変マウスにDDCを含むエサを加えることでOvalcellを誘導し、Ovalcellの分子マーカーであるA6やケラチンなどの免疫染色とX-gal染色を組み合わせることで、Ovalcellが肝細胞に由来するのか否かを解析中である。また、胆管上皮細胞の特異的遺伝子マーカーであるCK19のプロモーター領域(6.7kb)を用いて作製したCK19-CreERT2トランスジェニックマウスは、脆弱なCreERT2の発現と、特異性の欠損が認められ、本プロモーターではCK19の発現制御領域をカバーできないと考えられた。そこで、Alb-CreERT2マウスと同様に、CK19-CreERT2マウスに対してもノックインマウスの作製を進めている。

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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