2006 Fiscal Year Annual Research Report
口腔心身症に対する簡便な自律神経機能検査による症状・病態の定量的評価
Project/Area Number |
18790435
|
Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
渡貫 圭 横浜市立大学, 医学部, 助手 (50298907)
|
Keywords | 自律神経機能 / ストレス / 口腔心身医学 |
Research Abstract |
口腔心身症患者の自律神経機能検査の結果に関連性があるか統計学的に検討した。また合わせて現在の一般的な検査法である心理テストやVASとの関連性も検討した。また自律神経機能検査の検査時間の比較も行った。平成18年度は、症例の治療とその治療成績に伴う検査結果の収集を口腔心身症症例および対照健常者それぞれ66名の検討を行った。 対象は口腔心身症患者66名、年齢性別を適合させた対照健常者66名を対象とした。方法は日本心身医学会指導医、または日本心療内科学会登録認定医により口腔心身症と診断された症例(主な疾患:舌痛症、顎関節症、呑気症)の初診から1か月毎に赤外線電子瞳孔計と心拍変動による交感神経・副交感神経(A)を測定し、また不安あるいは抑うつの心理テスト(SDS、MAS)(B)、VAS(Visual analog scale)(C)の記入を行った(計7回)。また赤外線電子瞳孔計と心拍変動による自律神経機能検査に費やした時間も測定した(D)。各々6か月間の治療中に計7回の測定を行った。治療は心身医学療法、薬物療法により行った。早期に完治した場合も6か月間は1か月毎に検査を行った。 統計は口腔心身症症例および対照健常者のデータに差があるかχ2検定またはFisherの直接確率計算法により検討を行った。統計解析ソフトはJMP Ver5.0(SAS社製)を使用した。 結果は心拍変動周波数解析では、不安あるいは抑うつが強いと交感神経機能の低下または副交感神経機能の低下がみられた。VASとの関連はみられなかった。自律神経機能検査の検査時間は32±8分であった。
|