2006 Fiscal Year Annual Research Report
IgA腎症から慢性腎不全への進展リスクファクター遺伝子の同定
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18790563
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
長澤 康行 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (10379167)
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Keywords | 遺伝子多型 / IgA腎症 / 慢性腎不全 / 動脈硬化 |
Research Abstract |
以下の段階まで検討が進んでいる。 1)腎生検でIgA腎症と診断されている患者の全員のデータベースを構築して、その患者データの登録を行った。データベースは大阪大学医学部附属病院で525名登録を行い、現在外来フォローをしているものは200名であった。大阪労災病院で243名登録を行い、外来フォローをしているものは122名であった。大阪府立急性期総合医療センターで787名登録を行い、外来フォローをしているものは338名であった。 2)この対象患者のうち同意取得し、血液を採取したものは大阪大学附属病院で170名、大阪労災病院で60名であり、対象症例の全てを採取した。大阪府立急性期総合医療センターで86名の同意取得と血液採取が終了した。 3)対象患者の腎生検サンプルの再評価を行い、特に血管の硝子化など動脈硬化に着目し、その強度の半定量的評価を行った。 4)外来フォローがなされていない患者群のデータやフォロー期間などの情報も論文化には必要となってくるため、順次初診時のデータ、フォロー期間、期間終了時のデータの登録中を行った。 5)大阪大学附属病院での170名と新潟大学医学部附属病院で採取した200名をあわせた370名の約100種類の遺伝子における遺伝子多型解析は終了していた。現在、この370名で予備的な検討を行うために、腎生検時の臨床データと腎不全に至る生存曲線と遺伝子多型データとの統合を行った。
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Research Products
(3 results)