2007 Fiscal Year Annual Research Report
非小細胞性肺癌におけるerbB2遺伝子異常解析とその遺伝子異常についての機能解析
Project/Area Number |
18790998
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
遠藤 克彦 Nagoya City University, 大学院・医学研究科, 研究員 (10381873)
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Keywords | 肺癌 / 遺伝子 |
Research Abstract |
1.我々は,erbB受容体ファミリーであるerbB2の非小細胞肺癌における役割についての理解を深めるためにerbB2受容体タンパクの機能解析を行うこととした。 2.変異型と野生型の2種類のインサートDNAを発現ベクターに乗せ換え,それらの発現ベクターを培養細胞にTransfectionし作製された変異型と野生型の2種類の肺癌細胞を用いてerbB2受容体タンパクの機能解析を行う予定とした。しかしながら,発現ベクターへの乗せ換えまで到達していない。 3.GefitinibとともにLapatinib(erbB1,2を標的とする),CI-1033(erbBl-4すべてを標的とする)などの複数のerbBファミリーを標的とした薬剤を用い,変異型および野生型の肺癌細胞株に対する薬剤感受性をMTT assayにて検討する予定であった。しかしながら,肺癌細胞株に成功せず薬剤感受性は評価できていない。
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