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2007 Fiscal Year Annual Research Report

咬合性外傷歯の非外科的修復方法の開発

Research Project

Project/Area Number 18791469
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

都築 尊  Fukuoka Dental College, 歯学部, 講師 (70330967)

Keywords歯学 / 咬合性外傷 / 修復 / 非外科学
Research Abstract

線維結合コラーゲン (FACITs) は,コラーゲン線維配列の調整や架橋形成などを司るコラーゲンであり,そのなかでもIX,XII,XIV型コラーゲンは軟骨に存在することが確認されている.本研究では,変形性顎関節症を自然発症するモデルマウスである老化促進モデルマウス(SAM)を用いて,変形した顎関節軟骨内でのIX,XII,XIV型コラーゲンタンパクの局在について検討し、膝の関節と比較した。
【材料と方法】
実験には,変形性顎関節症モデルマウスとして,30週齢 SAMP8,およびコントロールマウスとして SAMRIを用いた.顎関節頭を固定,脱灰し,パラフィン包埋したのち,切片を作製.免疫組織学的検討を行なった.顎関節頭と膝関節のそれぞれのコラーゲンタンパクの分布を比較検討した.
【結果と考察】
SAMR1において,すべてのコラーゲンタンパクは,顎関節後方の成熟層上部に分布する軟骨細胞周囲に分布していた.また,IX型コラーゲンは増殖層の細胞外基質にも存在していた.一方,SAMP8においては,コラーゲンタンパクは前方の細胞周囲に主に分布していた.また,XII型コラーゲンは,増殖層,成熟層上部ともに分布していたが,IX型コラーゲンは成熟層上部の細胞周囲に分布し,XIV型コラーゲは増殖層の細胞周囲に分布していた.膝関節においては、IX型コラーゲンがSAMP8において細胞増殖層に分布していた。これらのことかIX,XII,XIV型コラーゲンは軟骨の肥大に対してそれぞれ異なった機能を有している可能性が推測された.

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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