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2006 Fiscal Year Annual Research Report

歯科診療時におけるNasal-CPAPを用いた静脈内鎮静法の有用性について

Research Project

Project/Area Number 18791526
Research InstitutionThe Nippon Dental University

Principal Investigator

篠原 健一郎  日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (20350142)

Keywords歯学 / 全身管理 / 静脈内鎮静法 / Nasal-CPAP
Research Abstract

平成18年度は、参加ボランティアを募集するところから開始し、策定した研究プロトコールに則り実際に静脈内鎮静法を実施し、各種データ収集ならびに蓄積されたデータの解析を随時行った。研究参加ボランティアに各種モニター装着・静脈絡確保後、研究参加ボランティアのNIBP、HR、RR、SpO_2、BIS値を測定し、コントロール値とした。参加ボランティアに開口器をかませ、静脈内鎮静法をスタートし、静脈内鎮静法使用薬剤は1%ブロポフオール:P群(n=10)と、0.5%ミダソラム:M群(n=10)の2種類とし、研究参加ボランティアを静脈内鎮静法使用薬剤により2群に分類した。各々の投与量を詳述する。P群においては、初回投与量として1mg/kg投与し、続いて維持量として4mg/kg/hで持続投与し、M群においては0.05mg/kgを投与した。BIS値を参考にしつつ鎮静法使用薬剤をP群で0.5mg/kg/hずつ増量し、M群では0.01mg/kgずつ増量し、被験者のSpO_2が95%以下となるように使用薬剤投与量を調節した。上記の方法で、人為的な静脈内鎮静法下に呼吸抑制状態を創出し、Nasal-CPAPの非アシスト状態のBP、HR、RR、SpO_2、BIS値と、IPAP6cmの設定でCPAPをスタートし、5分後にBP、HR、RR、SpO_2、BIS値を測定した。
平成18年度は、人為的な静脈内鎮静法下に呼吸抑制伏態を安定的に創出することを主眼とした、パイロットスタディのステージにあり、平成19年度以降は具体的にNasal-CPAP装置を使用し、静脈内鎮静法下に呼吸抑制状態の改善が為し得るかについて更なる検索を行うことを目的として、症例を重ねる予定である。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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