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2006 Fiscal Year Annual Research Report

歯の大きさに関する遺伝的要因の分析

Research Project

Project/Area Number 18791560
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

阿部 洋子  徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助手 (00325268)

Keywords歯学 / 遺伝学 / ゲノム
Research Abstract

近年の染色体情報の増大は著しいうえに,それらの最新情報がインターネットの活用により手軽に24時間入手可能な状態となっている.またラット,マット,ヒト間における各遺伝子(座)の相対的な位置関係に関する分析も格段に進歩しており,遺伝学的実験を行う際のマーカー検索において有用かつ必然的ツールとなっている.近年報告されたマウスまたはヒトの歯および顎骨の成長に関する論文から,それらの成長に関わる遺伝子を抽出し,本研究対象であるラット染色体上での相対的位置を確認した.さらに現在までに阿部が検索した連鎖解析用マーカーの位置と比較し,連鎖解析の正確性に寄与するものかどうか検討を行った結果,常染色体1,2,6,7,14,15番上に約15の新しいマーカーが発見された.
かつて本実験は他学部の施設を利用していたが,本研究費の交付によりグラジエント機能が付与されたサーマルサイクラーの購入が可能となったため,以前よりもマーカーの至適条件での実験が可能となった.このため,歯および顎骨の成長と関連があると報告されている遺伝子座近くのマーカーを検索した際,本実験対象では多型性が認められなかったマーカーについてはグラジエント機能を活用し,連鎖解析に有用なマーカーであるかどうか再検討を行う必要性があると考えられている.
また実験機器の価格が当初の計画よりも安価であったため,ゲルの撮影装置一式を購入することが可能となり,学外への施設利用の必要性がなくなった.

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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