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2006 Fiscal Year Annual Research Report

離島・僻地における救急・災害対策の自助・共助強化に向けた介入的研究

Research Project

Project/Area Number 18791644
Research InstitutionOkinawa Prefectural College of Nursing

Principal Investigator

比嘉 かおり  沖縄県立看護大学, 看護学部, 助手 (10284663)

Keywords救急・災害対策 / 救命講習 / BLS(basic Life Support) / CPR(心肺蘇生法) / 遠隔離島 / 離島住民 / 自助・共助 / バイスタンダー
Research Abstract

本研究の初年度にあたる平成18年度の研究経過と実績は以下の通りである。
1.BLS教育・救命処置講習会の実施
一般市民への救急・災害対策の啓発・啓蒙活動に先立ち、看護大学生約25名に対しBLS教育および成人への教育を配慮した指導法の勉強会を実施した。大学祭では約100名の来学者が緊急時の対応(BLS)を体験した。
また、離島住民への救命講習を実施している「命どぅ宝・ユイマールプロジェクト」に指導者として参加した。平成18年度は、沖縄県遠隔離島7カ所で救命講習会を実施し、約440名の住民が受講した。第2回県民救急・災害フォーラムではAED体験コーナーの指導者として参加した。
2.情報発信・啓蒙活動
また、本学1階ロビーにAEDを設置するとともに、使用方法についてのパネルを備え付けた。
3.保健医療従事者との勉強会の実施
平成18年9月より、BLSに対する新ガイドライン(G2005)が施行されたことにより、離島住民への救命講習の内容について、3回勉強会を実施した。実際の講習会の都度、事前打ち合わせを行った。また、「命どぅ宝・ユイマールプロジェクト」のメーリングリスト上でも、各離島の特徴・対象者を考慮した指導内容、指導方法についての討議、およびフィードバックを行った。また、講習内容、手順についてのマニュアル作成中である。
4.施設見学:阪神・淡路大震災記念人と防災未來センター
5.学会等参加による情報収集:最新の救急救命処置を学ぶ集中フォーラム、沖縄遠隔医療推進協議会シンポジウム、第2回ICLSシンポジウム
平成19年度は、18年度の活動を継続すると共に、離島住民への救命講習会マニュアル作成、「命どぅ宝・ユイマールプロジェクト」のWebSite作成、保健医療従事者のフォーカスグループインタビューを行う予定である

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Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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