2006 Fiscal Year Annual Research Report
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18791647
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| Research Institution | Tokyo Health Care University |
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Principal Investigator |
末永 由理 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (10279838)
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| Keywords | 外来看護 / 看護師 |
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| Research Abstract |
「外来看護」をキーワードとし、医学中央雑誌Web版(Ver.4)を用いて原著論文を検索した。532件が該当し、このうち、外来看護がテーマでないもの、施設発刊の研修収録集に掲載されているもの、発表抄録(21)、著者が看護師でないもの、海外の状況を述べているものを除去し、残った330件の,テーマについて、先行研究に倣い、「システム」「対象」「看護師」「ケア」で分類した。システムに関する研究では特定の疾患や健康状態にある患者に対する専門外来システムの構築プロセスの記述や1その評価、新たな援助体制や方法の導入及び評価、現状システムの評価、実態調査がなされていた。看護の対象に関する研究では、特定の健康障害を持つ患者の生活状況やニーズに関するもの、外来通1院患者の意識やニーズに関するものがあった。看護師に関する研究では専門外来における看護師の役割や機能、能力について明らかにしたものや看護師の疲労やストレスに関するもの、看護師の支援体制に関するものがあった。患者と看護師の関わりについては糖尿病やがんといった特定の疾患を持っ患者あるいは治療や検査を受ける患者へのケアの効果について明らかにしたものが主であった。こう1した結果から、外来看護のシステムや特定の健康障害を持っ患者へのケアについては様々な試みがなされ、一定の効果が得られていることがわかった。また、専門外来における看護師の機能や能力についても少ないながら研究されていた。しかし、専門外来への橋渡しあるいは看護介入を開始するきっかけをつかむであろう一般外来の看護師に関する研究は少なく、一般外来の看護師がどのような判断基準を用いているのかを明らかにしていく必要性が示唆された。
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