2006 Fiscal Year Annual Research Report
大腿骨頚部骨折の家族に対するガイドラインの作成に関する研究
Project/Area Number |
18791674
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
岡田 純也 長崎大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 講師 (70315266)
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Keywords | 大腿骨頸部骨折 / 家族看護 / 退院支援 |
Research Abstract |
わが国では、大腿骨頸部骨折患者の家族に対する術前指導や退院指導が十分に実施されていないことにより、他諸国に比べ、入院期間が長いのが現状である。そこで、大腿骨頸部骨折患者の家族に対する指導の現状を調査し、家族に対する術前指導や退院指導を行い、家族の負担を軽減するために、ガイドラインの作成、実施、評価を行い、ガイドラインの信頼性、妥当性を明らかにすることを目的として、平成18年度、19年度の2年間を研究期間として、調査を実施中である。 平成18年度は、大腿骨頸部骨折患者の家族の対する指導の現状を把握するために、資料収集、学会参加、施設の見学、他研究者からの教授、看護師に対して、指導の時期、方法、内容に関するインタビュー調査を実施した。 資料収集において、家族看護に関する文献を」収集し、それを参考に質問紙作成の材料とした。 学会参加において、高齢者に多い大腿骨頸部骨折患者のQOLの向上に関するテーマについて、他医療専門職の講演を聴き、介護保険との関連について、情報を得た。 他研究者から大腿骨頸部骨折患者の看護についての現状を把握するために、教授してもらい、質問紙作成の参考とした。 看護師から大腿骨頸部骨折患者の看護についての現状を把握するために、プレインタビュー実施し、質問紙作成の参考とした。 資料およびプレインタビューの結果をもとに、指導の時期、方法、内容に関する質問紙を作成中である。 平成19年度は、平成18年度の実施状況をもとに、倫理的配慮を実施しながら、インタビュー調査、質問紙の作成、実施、分析を行い、ガイドラインの作成、実施、評価を行う予定である。
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