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2007 Fiscal Year Annual Research Report

在宅で終末期患者を看取った遺族への遺族訪問ケアプログラムの開発とその評価

Research Project

Project/Area Number 18791742
Research InstitutionOsaka City University

Principal Investigator

岡本 双美子  Osaka City University, 医学部, 講師 (40342232)

Keywords遺族ケア / 悲嘆 / 死別 / 緩和ケア / 在宅ホスピスケア / 遺族 / 終末期がん患者 / 看取り
Research Abstract

目的:1.在宅において終末期がん患者の家族が,大切な人の死を予期してから悲嘆過程の比較的早期の期間を,安定した心理,社会的状態で過ごせるようにするための系統的なグリーフケアプログラムを開発すること,2.開発したグリーフケアプログラムを用いて介入群と通常ケア群を比較し,有効性と実用性を評価することとした。
研究方法:1.平成18年の研究成果と文献検討からグリーフケアプログラムを開発。
2.(1)研究対象者:本研究の対象は,在宅で療養している終末期がん患者の家族約40名程度で,(1)終末期がん患者の配偶者,(2)対象者の年齢が70歳未満である者,本研究の目的や方法を説明し,研究の参加に同意が得られた者,これらの条件を満たす者とした。
(2)方法:在宅で終末期がん患者を看取った家族を無作為に介入群と通常ケア群の二群に分け,平成19年12月〜平成20年11月末までの12ケ月間,グリーフケアプログラムを実施し,その効果を比較検討することとした。
倫理的配慮:調査・研究とこれらの目的以外で情報の使用をしないこと,また得られた情報についての匿名性を保証し,個人が特定できないように統計的に処理することを説明している。さらに,この調査・研究をいつの時点でも拒否する自由があることや,例え拒否したとしても,個人や訪問看護ステーションに何の影響もないことを説明する。同意が得られたものを対象としている。よって,プライバシーに配慮している。
結果:1.プログラムの開発:予後数週間から死後3か月までの期間に計4回のプログラムを開発した。内容は,(1)終末期(予後数週間:ターミナル中期)に,主に情緒的支援の実施。(2)死後約3週間〜1ケ月未満に,主に情緒的支援の実施。(3)死後6週間〜49日未満に,主に認知的支援の実施。(4)死後約3か月に,主に情報的支援の実施。
2.現在実施中である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Clarification of the Grief Process in Bereaved Family Care givers of End-of-Life Cancer Patients at Home.2007

    • Author(s)
      Fiuniko Okamoto
    • Organizer
      The 1st KOREA-JAPAN Joint Conference on Community Health Niirsing
    • Place of Presentation
      SEOUL(KOREA)
    • Year and Date
      2007-11-23

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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