• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

パテントファミリー・データの活用によるイノベーション指標の改善に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18810029
Research InstitutionShibaura Institute of Technology

Principal Investigator

鈴木 潤  芝浦工業大学, 工学マネジメント研究科, 教授 (00407230)

Keywords特許統計 / イノベーション / パテントファミリー / 重回帰分析 / 評価指標
Research Abstract

1. OECDに研究目的を明記して申請を行い、三極パテントファミリーの生データを入手した。生データから必要な項目を抽出して、リレーショナル型のデータベースを構築した。データの構成を検討した結果、日本特許に付与されている番号は、各種の体系の番号(出願番号、公開番号、登録番号等)が混在しており、これらを統一番号体系(出願番号を想定)に変換する必要のあることが判明した。引き続き、東京大学で開発した特許書誌情報データベースを利用して、番号体系の統一をはかる予定である。
2.三極パテントファミリーのデータは、日米欧全てに出願された特許を対象としているが、本研究ではさらに国際出願願特許について二極出願(日本以外に米もしくは欧州)特許のデータの活用を図りたい。このためのデータベースとして、EUのPATSTATデータベースが研究者向けに提供が開始されていることがわかったので、利用申請を行い生データを入手した。この生データをもとに、リレーショナル・データベースの構築を行っている。
3.国内および海外の研究コミュニティと情報交換を行った。平成18年度は、海外については欧州の研究者との交流を行うため、イタリアのボッコーニ大学で2006年12月11日に開催されたEPIP主催のPatVal-2ワークショップに参加した。同ワークショップには、ボッコーニ大学のほか、OECD事務局、ミュンヘン大学、サンタアナ大学、カーネギーメロン大学などの研究者が参加し、特許統計の利用や発明者サーベイなどについて活発なディスカッションが行われた。今後もこれらの研究機関の研究者と連絡を取って、欧州のデータとの比較検討を行い、ワークショップやセミナーなどへの参加を検討する。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 日本の特許データを用いたイノベーション研究について2007

    • Author(s)
      鈴木潤, 後藤晃
    • Journal Title

      日本知財学会誌 Vol. 3, No. 3

      Pages: 17-30

  • [Journal Article] イノベーション政策の科学的根拠と追加性の評価2006

    • Author(s)
      鈴木潤
    • Journal Title

      技術と経済 478

      Pages: 35-38

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi