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2006 Fiscal Year Annual Research Report

地域の固有資源を活かした参画型建築教育・デザイン教育プログラムの創出と評価

Research Project

Project/Area Number 18830099
Research InstitutionKyushu Sangyo University

Principal Investigator

諌見 泰彦  九州産業大学, 工学部, 講師 (30435101)

Keywords教育 / まちづくり / 建築史 / 都市景観 / ワークショップ
Research Abstract

1.まちづくり学習の検証、評価
まちづくり学習のうち「那珂川流域を対象としたまちづくり学習の実践」について、学習者に成長や変化が認められるかインタビュー等により検証した。また地域住民の意見や学習者の感想から、学習者が考えたことや作ったものが地域社会の役に立つことを学習者自身が実感できたか考察した。
2.郷土建築史学習の検証、評価
長崎市および福岡市における郷土建築史学習の効果について、学習者に対するインタビュー等により検証した。また地域社会がもつ多様な価値観のうち歴史・文化的環境に焦点をあて、古写真等の画像情報を素材とした教材が、学習者の関心に充分対応できたか評価した。
3.新たな教育プログラムの創出
「千早駅前多目的広場のデザイン」等を課題として、地区の現地踏査、建築・環境デザインの見学、アイデア抽出とデザイン、地域住民へのヒアリング・アンケート調査の分析、景観シミュレーション、スタディ模型・プレゼンテーション模型の製作、展示会開催による地域社会への提言等に取り組む学習を行った。
4.大学生による学習ワークショップの企画
都市景観をテーマに子どもたちへの学習ワークショップを企画し実践した。建築が建築相互あるいは造園、土木、都市計画等他分野と調和しながら、自分たちの生活環境をどのように形成しているかについて考えることを目的とし、環境教育と建築教育を有機的に関連付けながら同時並行させた。
5.研究成果発表
研究成果を日本建築学会、日本デザイン学会、日本産業技術教育学会等で行った。3.新たな教育プログラムの創出については、香椎副都心地区・都市の記憶デザイン展において地域社会への提案を行った。4.大学生による学習ワークショップの企画については、日本建築学会教材事例公開プラットフォーム採用や日本産業技術教育学会発明工夫・作品コンテスト特別賞受賞等、優れた学習として評価を受けた。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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