2007 Fiscal Year Annual Research Report
視神経挫滅モデルへの脳脊髄液経由骨髓間質細胞由来シュワン細胞移植
Project/Area Number |
18890225
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Research Institution | Hyogo College of Medicine |
Principal Investigator |
石川 裕人 Hyogo College of Medicine, 医学部, 助教 (10434945)
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Keywords | 神経再生 / 細胞移植 / 骨髓間質細胞 / 再生医療 / シュワン細胞 |
Research Abstract |
H18年度に引き続いて以下の実験を行った。(1)視神経挫滅モデルの作成:対象動物は8週齢のラットを用いる。麻酔はガス麻酔法を用い、左眼眼球直後にて眼循環を途絶しないように、4gの血管結紮クリップを用いて視神経を30秒間挫滅し、視神経挫滅モデルを作成した。(2)骨髄間質細胞の分化・誘導:ラット骨髄間質細胞を用いる。ラット骨髄間質細胞は4週齢オスからの細胞を用いる。詳しい誘導法は(Dezawa M, et. al.Sciatic nerve regeneration in rats induced by transplantation of in vitro differentiated bone-marrow stromal cells.Eur J Neurosci,(2001),14(11),1771-6)に記載してあるが、約1ケ月で目的のシュワン細胞への分化誘導が終了した。(3)モデルへの脳脊髄液経由骨髄間質細胞由来シュワン細胞移植:モデル作成直後に、第4脳室から細胞移植を行う。細胞移植は100万個/100μlの細胞懸濁液として注入する事により行った。(4)組織学的検討:光学・電子顕微鏡による観察と、免疫染色を行った。(5)電気生理学的検討:Flash VEPを計測し、網膜や視神経の機能評価の検討を行った。更に他施設どの共同研究により以下の論文を発表するに至った。これらを踏まえ、骨髄間質細胞由来シュワン細胞移植は視神経挫滅モデルに対して有効であると結論した。
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Research Products
(3 results)