2018 Fiscal Year Annual Research Report
Probabilistic based structural performance assessment by utilizing bridge dynamic monitoring data
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18F18066
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
西尾 真由子 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (00586795)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
THIYAGARAJAN JOTHI 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Keywords | 性能評価 / 既存橋梁 / 有限要素モデル / 画像計測 / ひずみ分布 / 動的応答 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度でははじめに、既存鋼橋のデータ同化性能評価のための有限要素モデルパラメータ事後分布推定で、局所損傷の性能評価にひずみ分布データを用いる有効性を解析検討で示した。その上で、複数の実橋梁にて非接触でひずみ分布・変位データ取得を行うための画像計測の適用性を、アルミ材の引張試験で予備検討した。CCDカメラによる画像取得システムを構築してデジタル画像相関法によるひずみ分布導出、有限要素モデルへのマッピングに取組んでいる。供用中の実橋梁が示す車両通過時のひずみ分布および動的応答を性能評価に適する形で取得する方法を検討している。以上に関する検証結果は、2019年度に国際会議での発表を予定している。 また外国人特別研究員は、橋梁の通過車両と動的応答の関係を把握する数値計算を既に実施し、成果をあげてきていた。2018年度は本研究分野で最も大きい国際会議の1つに出席し、本研究内容に関連した成果での外部発表と国内外研究状況の情報交換を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2018年度は、既存橋梁のデータ同化性能評価におけるベイズ事後分布推定でのデータ取得に関する解析的な検討と、画像計測による実橋梁でのひずみ計測、動的応答計測に向けた予備実験を実施した。 既存鋼橋のデータ同化性能評価のための有限要素モデルパラメータ事後分布推定で、局所損傷の性能評価にひずみ分布データを用いる有効性を解析検討で示した。その上で、複数の実橋梁にて非接触でひずみ分布・変位データ取得を行うための画像計測の適用性を、アルミ材の引張試験で予備検討した。CCDカメラによる画像取得システムを構築してデジタル画像相関法によるひずみ分布導出、有限要素モデルへのマッピングに取組んでいる。 また、2018年度は本研究分野で最も大きい国際会議の1つに出席し、本研究内容に関連した成果での外部発表と国内外研究状況の情報交換を行った。2019年度に実施する実験および実橋梁計測の準備も進捗しているほか、2019年度の国際会議論文発表の準備作業も実施した。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度は、画像ひずみ分布計測によるデータ同化性能評価の有効性を示すことを目的とした梁模型実験での検証、画像計測による構造物の動的応答取得に関する小型振動台模型を用いた基礎実験、そして実橋梁での計測を実施し、既存橋梁性能評価への展開を示すことにしている。 実橋梁計測では、対象橋梁として茨城県のネクスコ東日本高速道路株式会社が管理する新那珂川大橋(長大鋼斜張橋)や首都高速道路株式会社が管理する横浜ベイブリッジのアプローチスパンでの振動計測を実施予定である.前者においては、ワイヤレス振動センサーと画像計測を実施し、耐震構造性能の評価を対象として検証を進めることにしている.また、小型振動台模型実験の検証を踏まえて橋梁とその付属物の動的応答を画像で取得し、性能評価への情報とする. また2019年度には、2018年度の成果を含めて国際会議での発表を予定しているほか、本共同研究の終盤であるので国際学術誌への論文投稿を視野にいれて成果をまとめていく。
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Research Products
(2 results)