2018 Fiscal Year Annual Research Report
Known Re-identification, Unknown Detection, and Their Behavior Discovery
Project/Area Number |
18F18378
|
Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
佐藤 真一 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (90249938)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
WANG ZHENG 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2018-11-09 – 2021-03-31
|
Keywords | 監視カメラ映像 / 人物同定 / 深層学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、監視カメラ映像、放送映像、大量医療画像・映像等、を対象とし、それらの間にある同一人物、同一物体、(希少)類似症例等の関連性を検出し、高度に解析する手法について検討し、監視映像解析、放送映像解析、医療画像解析等自体の高度化を図る。特に、既知の事物の同一性判定、次いで未知の事物の検出・同一性判定について検討し、時空間をもつメディア空間中でみられる多数の同一(類似)事物の関連性を軌跡としてとらえ、これらの振る舞い解析によりもともとの解析技術の高度化を図る。 平成30年度は、既知の事物の同一性判定について主として検討した。主として深層学習を利用し、視覚的な同一性判定の解析に注力すると同時に、時空間性による拘束条件を加味した方法について検討した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定通り、既知事物(学習データに含まれる人物等)の同定について成果を得ている。IEEE Trans. Multimedia, ACM Multimedia, CVPR等の論文採択も得ており、極めて順調に進展している。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は、転移学習等の利用により、未知の事物への対応、さらにはターゲットの事物のデータベース中の分布などの振る舞いの解析へと検討範囲を広げる予定である。
|