2020 Fiscal Year Annual Research Report
The Study on Chinese Modern Writers' Travel in Japan
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18F18784
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高見澤 磨 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70212016)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
FENG LEI 東京大学, 東洋文化研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2018-11-09 – 2021-03-31
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Keywords | 中国近代文学 / 中国現代文学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1,共同研究者で外国人研究員たる馮雷は、2020年度においては、新型ウイルスまん延の影響で、東京大学・東洋文化研究所所蔵資料についての文献調査と執筆活動とに活動が限られ、中国近代旅日作家関連の地を訪ね、資料収集を行うという活動はできなかった。また、一時帰国し、本務校たる北京の北方工業大学においては(または北京市においては)、出国に著しい制限があり、そのまま短縮して期間を終えることとなった。大変残念なことである。 2,そうした中でも在日中に公刊されたものとしては、中国近現代文学者艾青の生誕110周年に「因為我対這土地愛得深沈 紀念艾青誕生110周年」(2020年7月3日『光明日報』)がある。また、帰国後に公ににした在日中の研究の成果として、第二回思想文綜への参加と報告(2020年12月18日)、王競成への評論として「個人心語的表達」を『大公報』(またネット版としての大公網)に2021年2月4日に発表し、中国近現代文学研究の成果を精力的に積み重ねている。土地を軸とする作家の体験と作品世界との関係については期間にして2年間、年度にして3年間においてかなりの研究の進展があった。 3,代表者たる高見澤磨のこれに対応する研究(近代中国作家の旅日体験研究との比較における法学分野での近代日中間の交流)としては、著名な民法学者の我妻榮による中華民国民法典研究についての資料の整理を進めつつあるが、これについては、公刊に向けて作業中である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)