2019 Fiscal Year Annual Research Report
Expanding the Notion of Agency: Building An International Research Network on Cognition, Behavior and Action
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18H00605
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
宮園 健吾 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (20780266)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ディーツ リチャード 東京大学, 教養学部, 特任講師 (10625651)
オデイ ジョン 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (50534377)
FRISCHHUT Akiko 国際教養大学, 国際教養学部, 助教 (50781853)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | 行為者性 / 共同行為 / 妄想 / 曖昧性 / 時間 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2019年度の研究成果として、共同行為を主題とする論文"Being one of us. Group identification, joint actions, and collective intentionality"(A. Saliceとの共著)がPhilosophical Psychology誌より出版され、妄想的信念を主題とする論文"Explaining delusional beliefs: A hybrid model"(R. McKayとの共著)がCognitive Neuropsychiatry誌より出版されるなどの成果があった。
プロジェクトチーム全体としても活発、生産的な研究活動を行うことができ、Springerなどからの書籍の出版があった。チーム全体として、13件の国際学会・研究会での発表をこなし、また、24件の国際研究集会をオーガナイズした(うち、18件はTokyo Forum for Analytic Philosophy Talk)。
2019年12月にTokyo Workshop on Agency and Rationalityを開催し、Ian Philips (Johns Hopkins University), Laurie Paul (Yale University), Lisa Bortolotti (University of Birmingham), Nikolaj Pedersen (Yonse University), Derek Baker (Lingnan University), Tony Cheng (National Cneng-Chi University), Ryoji Sato (Nagoya University of Foreign Studies), Masatoshi Yoshida (National Institute for Physiological Sciences), Samuel Mortimer (University of Pennsylvania)などのスピーカーを交え、3日間にわたって活発で密度の濃い議論を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
「研究実績の概要」の項目で述べたように、プロジェクトチーム全体として非常に活発、生産的な研究活動を行うことができた。最終年度である2020年度も同様、あるいはそれ以上の生産性を実現したい。
課題としては、PIである宮園が、心理学の哲学の概説書の執筆にいささか時間を取られており、ジャーナル論文としてのアウトプットがやや滞っている。2020年度は書籍の執筆を終了し、ジャーナル論文に集中できる状況を作りたい。
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| Strategy for Future Research Activity |
「現在までの進捗状況」の項目で述べたように、最終年度である2020年度は、ジャーナル論文という形でのアウトプットに力を注ぎたい。
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