2020 Fiscal Year Annual Research Report
判断力養成としての美術教育の歴史的・哲学的・実践的研究
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18H00622
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Research Institution | Nagaoka Institute of Design |
Principal Investigator |
児美川 佳代子 (小松佳代子) 長岡造形大学, 造形研究科, 准教授 (50292800)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
生井 亮司 武蔵野大学, 教育学部, 教授 (20584808)
笠原 広一 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50388188)
佐藤 直樹 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (60260006)
金子 一夫 茨城大学, 教育学部, 名誉教授 (70114014)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 判断力養成 / 芸術的知性 / Arts-Based Research |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は最終年度のため研究のまとめを行うことを中心とした。新型コロナのパンデミックのために参加予定だったスペインでの国際学会が延期になり学会発表ができず、また研究代表者・研究分担者で集まって研究会を開催することもできなかった。その代わり、オンラインでの研究会を開催し、コロナ禍での図工教育の実践、ドイツの美術教育思想、教員養成大学における芸術に基づく研究実践についての研究発表をして頂いた。また、大人数で集まることは困難だが、制作に関わる研究では実際の作品を前にすることが不可欠であるため、5人程度の少人数での研究会を長岡にて実施した。 並行して、3年間の研究成果をまとめる報告書を作成した。前半は研究代表者、研究分担者、研究協力者による論文を合計9本、後半には本科研の助成によって実施した二つの展覧会での作品写真と考察テキスト、それに対する批評を掲載した。報告書の作成自体も芸術に基づく研究の一環として位置づけ、装丁や中身のデザインの制作においても議論を重ね2021年3月15日に発行して、これまでの研究に参加してくれた研究者や実践者にお送りした。 また本科研で議論してきたことを、個々の研究者が研究会や所属大学以外の大学に呼ばれて発表する機会が複数回あった。現在研究代表者が編集している英語での論文集にも研究代表者、研究分担者が執筆し、2021年度中の発刊を目指している。このように本科研は今年度で終了するが、本研究の成果は今後も発信していく予定である。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Arts-Based Research に基づく小学校での探究的ワークショップ実践の開発: 小学校 5 ・ 6 年生を対象とした図画工作科の関連実践として2020
Author(s)
笠原広一,森本謙,手塚千尋,生井亮司,栗山由加,小室明久,丁佳楠,和田賢征,池田晴介,加山総子,佐藤真,岩永啓司
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Journal Title
東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系
Volume: 72
Pages: 77-97
Open Access / Int'l Joint Research
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[Book] ローマの誘惑2021
Author(s)
喜多崎親(佐藤直樹分担執筆)
Total Pages
160
Publisher
三元社
ISBN
978-4-88303-522-9
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