2021 Fiscal Year Annual Research Report
フランス語圏における「パトワ(patois)」概念についての歴史・地理横断的研究
Project/Area Number |
18H00668
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Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
佐野 直子 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (30326160)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
糟谷 啓介 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 特任教授 (10192535)
石部 尚登 日本大学, 理工学部, 准教授 (70579127)
佐野 彩 上智大学, 外国語学部, 研究員 (10910523)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | フランス語圏 / パトワ |
Outline of Annual Research Achievements |
当初計画では2020年度に実施するはずであった国際学会発表と現イタリアでのオクシタン語研究者・活動家との交流は、2022年8月にイタリアでの講演会を実施することで、概ね順調に遂行できた。その際に得られた新たな知見から、当初計画では最終年度となるはずであった2021年度に実施予定であった日本での国際シンポジウムの開催についての招聘者の計画変更を迫られ、時期的にも調整が困難なこともあり、2023年度への事故繰越を申請した。しかし、事故繰越は却下されてしまったため、「パトワ」概念のフランス語圏を超えた広がりや、日本語圏における 言語/方言/なまり/口(グチ)といった言語行為の諸概念の分割についての議論を、特にマイノリティ言語の諸相を通して行うことの実現は叶わず、研究計画が中途で頓挫する形になってしまった。残念である。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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