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2020 Fiscal Year Annual Research Report

サービスの生産性向上に関する基礎原理の探求

Research Project

Project/Area Number 18H00884
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

犬塚 篤  名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (30377436)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山口 景子  名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (40801410)
山岡 隆志  名古屋商科大学, 商学部, 教授 (70739408)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2023-03-31
Keywordsサービス生産性 / 顧客参加
Outline of Annual Research Achievements

2020年度は,新型コロナウィルスの感染拡大により,研究計画の大幅な変更を余儀なくされた.具体的には,飲食店との共同研究の準備を進めてきたが,自粛営業等により協力を仰げなくなった.これによって,サービスの知覚品質に関する履歴効果(顧客に関するアンケート),およびその顧客の購買データの分析(POSデータ解析)という大きな柱を失った.
そこで,調査対象とするサービスを改めるなどの修正を行った.研究代表者である犬塚は,コロナ禍でも研究が可能であるクチコミデータの分析に入った.具体的には,宿泊予約サイトにおける宿泊施設のクチコミデータを入手し,その分析結果の背景を解明するための実証調査を2021年度に繰り越して実施した.また,顧客参加によるサービス生産性向上の道を模索するために,小規模な予備的調査を実施した.
研究分担者の山岡は, サービス・マーケティング論およびデータ分析の観点から論文および書籍による先行研究レビューを行い, 学会や研究会に赴き情報収集に努めた.
研究分担者の山口は,企業の従来型販促キャンペーンを企業からの消費者への一方向サービスと捉え,そこに参加者の関与を促す仕組みを組み込むことが,当該キャンペーンが目的とする購買行動の促進にどの程度の効果があるかについて実験調査を行った.サービスの提供価値改善に参加者の関与が寄与することを明らかにした一方で,関与に伴う参加者側の心理的負担の存在が示唆された.

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

2020年度はコロナ禍により,準備をしていた飲食店の実証調査を断念せざるを得なくなり,研究計画の大幅な立て直しを図った.

Strategy for Future Research Activity

コロナ禍により,飲食店との共同研究が断念されたことを受け,宿泊施設を対象にした調査の準備を開始した.口コミデータから顧客評価を抽出した上で,当該施設へのアンケート調査は2021年度に繰り越して実施することとした.

  • Research Products

    (1 results)

All 2020

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 口コミ情報を用いたサービスの期待値測定方法の提案:東横INNとアパホテルの比較分析2020

    • Author(s)
      犬塚篤
    • Organizer
      日本マーケティング学会 カンファレンス

URL: 

Published: 2022-12-28  

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