2020 Fiscal Year Annual Research Report
戦略的地域資源経営学の発展に向けて産業・文化を分析するIBECモデルの構築と解析
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18H00899
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
井村 直恵 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (10367948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 韻如 滋賀大学, 経済学部, 准教授 (00389404)
平野 実 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (00405507)
赤岡 功 星城大学, その他, 学長 (10025190)
朴 唯新 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (20435457)
中岡 伊織 宇部工業高等専門学校, 経営情報学科, 准教授 (50469186)
小山 友介 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (80345371)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 錦市場 / オーバーツーリズム / ロヴァニエミ / COVID-19 / サンタクロース村 / 地域資源 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,戦略的地域資源開発に関して,地域資源を分析することを目的としたIBECモデルを提唱し,事例研究を中心として,IBECモデルの各象限に該当する実践事例を収集している. 本年度は,主に,2つの視点から調査を実施した.1)京都錦市場商店街におけるCOVID19以前の観光客急増による影響(オーバーツーリズムによってどのように街が変化したか,その後,COVID19による自粛で京都市への観光客が急減し,そのことにより京都市の観光経済がどのように変化し,錦市場にはどう影響したか,2)フィンランド・ロヴァニエミ市がサンタクロースを地域資源として世界から観光客を集客し,現在,世界各地に「サンタクロース」の故郷と名乗って集客を試みる都市が複数ある中で,最大の知名度を獲得するに至ったか,である. その他,日本企業の技術面,経営面での特性などについての分析を実施し,学会やジャーナル等で発表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
COVID-19の影響で,海外渡航に制限があるため,海外での現地調査が遅れている.それ以外の点については,概ね順調に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19を原因とした海外渡航の制限が緩和されれば,海外での現地調査を実施予定である.
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Research Products
(9 results)