2021 Fiscal Year Annual Research Report
戦略的地域資源経営学の発展に向けて産業・文化を分析するIBECモデルの構築と解析
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18H00899
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
井村 直恵 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (10367948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
陳 韻如 滋賀大学, 経済学部, 教授 (00389404)
平野 実 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (00405507)
赤岡 功 星城大学, その他, 研究員 (10025190)
朴 唯新 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (20435457)
中岡 伊織 星城大学, 経営学部, 准教授 (50469186)
小山 友介 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (80345371)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | アーユルヴェーダ / 地域資源 / コミュニティ / スリランカ / 錦市場 / オーバーツーリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,戦略的地域資源開発に関して,地域資源を分析することを目的としたIBECモデルを提唱し,事例研究を中心として,IBECモデルの各象限に該当する実践事例を収集している. 本年度は,錦市場の調査,愛知県西尾市の調査,スリランカの調査などを行った. 錦市場では,COVID-19からの回復機において,京都に観光客が戻りつつある中で,店主のマインドや新規出店店舗について調査した.西尾市では,西尾で生産される農産物(お茶,うなぎなど)の市場について調査した. スリランカは,2009年までの内戦後に経済復興する中で,国外に対して,アーユルヴェーダを基軸として観光客を誘致することに成功し,ウェルビーイングや医療マーケティングを世界市場で行うことでヨーロッパを中心とした富裕層の誘致に成功した.2022年度末に,渡航制限が緩和されたことを受けて,スリランカ国内での現地取材を実施した.現地取材では,スリランカの観光局,アーユルヴェーダ施設,アーユルヴェーダ病院,アーユルヴェーダ医療関係者を育成する機関などを訪問し,西洋医療に対する代替医療としてのアーユルヴェーダの位置付けと,育成,COVID-19による影響,2022年7月に起きたスリランカのデフォルトの影響などについて聞き取り調査を行なった.聞き取り調査の結果は今後発表していく予定である. その他,日本企業の技術面,経営面での特性などについての分析を実施し,学会やジャーナル等で発表した.
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)