2021 Fiscal Year Annual Research Report
社会参画をめざす高齢者のためのデータリテラシー学習プログラムの開発
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18H00974
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
溝上 智惠子 筑波大学, 図書館情報メディア系(副学長), 副学長 (40283030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上保 秀夫 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (00571184)
岩崎 久美子 放送大学, 教養学部, 教授 (10259989)
進藤 聡彦 放送大学, 教養学部, 教授 (30211296)
宇陀 則彦 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (50261813)
小川 敬之 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (50331153)
呑海 沙織 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (60523173)
松原 正樹 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (90714494)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 高齢者教育 / ライフログ / データリテラシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、高齢者の社会参画を推進する観点から、(1)高齢者の生活行動をライフログの手法により記録し、(2)得られたデータの分析結果を可視化し高齢者自身が振り返ることで行動を変容させる、(3)そのために必要なデータリテラシー獲得のための学習プログラムの開発を目指すものである。 2021年度は、高齢者のためのデータリテラシー学習に関する研究の最終年度にあたることから、研究成果の公表と開発した学習プログラムの改善を目指した。しかしながら、2019年度及び2020年度に続く新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、当初予定していた高齢者を対象にした実験や調査は、規模を縮小して一部は実施したものの、見送らざるを得ないものもあった。このため、国内外における学会における研究成果の発表にも大きな影響が生じた。研究代表者や研究分担者が参加する研究会はオンライン会議により実施し、各自の研究の進捗状況や成果について意見を交換した。具体的な研究実績は下記のとおりである。 ・前年度と同様に、高齢者学習及びデータリテラシー教育に関する文献を収集するとともに、スマートフォンを用いた高齢者の生活行動に関するデータの収集・解析を行い、可視化されたデータによる振り返り学習の成果を国際ジャーナルに投稿した。 ・これまでの本研究における実験・調査で得られた結果をもとに、高齢者に必要なデータリテラシー学習プログラムを開発・改善し、少数ながらも高齢者を被験者とする試行実験を行った。今後、この実験結果を詳細に分析し、プログラムの更なる改善目指す予定である。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)