2020 Fiscal Year Annual Research Report
Disaster prevention and safety education for fostering the ability to livei n inclusive society
Project/Area Number |
18H01035
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
石澤 公明 宮城教育大学, その他部局等, 名誉教授 (10125495)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水谷 好成 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40183959)
小田 隆史 宮城教育大学, 大学院教育学研究科高度教職実践専攻, 准教授 (60628551)
小野寺 泰子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90586752)
鵜川 義弘 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 教授 (20232803)
齊藤 千映美 宮城教育大学, 大学院教育学研究科高度教職実践専攻, 教授 (20312689)
黒川 修行 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (30431505)
福井 恵子 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 助手 (00238453) [Withdrawn]
菅原 敏 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (80282151)
竹森 徹士 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (90282087)
根本 アリソン 宮城教育大学, 教育学部, 特任准教授 (40634366)
村上 由則 宮城教育大学, 大学院教育学研究科高度教職実践専攻, 教授 (90261643) [Withdrawn]
安東 茂樹 芦屋大学, 経営教育学部, 特任教授 (40273817)
田口 浩継 熊本大学, 大学院教育学研究科, 教授 (50274676)
相澤 雅文 京都教育大学, 教育創生リージョナルセンター機構, 教授 (10515092)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 防災教育 / 安全教育 / 生きる力 / 特別支援教育 / インクルーシブ / 障害理解 / コミュニケーション補助装置 / 非常食 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルスの感染拡大は従来型の共同的な防災教育活動の継続を難しくした。そこで,感染症を考慮した小グループ型の非常食炊き出し研修,ユニバーサルデザインラーニングの視点からの防災教育,インクルーシブな共生社会の実現を目指すための障害理解学習やコミュニケーション障害を軽減する補助装置の開発の3観点で研究を進めた。 [1]個人・家族を想定して少人数を単位とした非常食炊き出し方法として,沸騰したお湯を用いる水浸けパスタをベースに「改良型水浸けパスタ」を考案した。調理具と食器を兼ねたアルミ深鍋で直接加熱調理する方法で感染症のリスクを軽減した。水浸け工程で用いる少量の水を加熱する方法であるため水も熱源燃料も節約できた。この方法に適さないパスタの種類もあったが,クラウド(共有ドライブ)を用いて擬似的な非集会型の炊き出し研修として実施して情報共有をさせることができた。 [2]防災教育の難しさの要因に指導教員の理解不足と適切な教材の不足にあると考え,誤りやすい防災知識の防災クイズを検討した。教員養成養成大学の学部・大学院学生を対象にして防災知識の向上を目指す教材をWeb上に構築した。クイズ回答後に解説で内容確認して繰り返し学習することで防災知識の理解を深めて定着させることができる。各自治体の防災副読本を参考にして「おはしもち」の標語に注目して,設定場面で適切な行動を選ぶ小学校低学年や特別支援学校でも使用できる教材を提案した。 [3]インクルーシブ社会の構築では障害理解を促進する学習とコミュニケーション障害の軽減が必要である。障害を補助装置で代替するという観点で人間と機械を比較する障害理解の学習によって障害とその対策のイメージをし易くした。また,盲ろう者のコミュニケーション補助装置として,双方向通信可能で文字表示できる点字・指点字学習装置を開発し,学生教育や通訳補助者研修で活用した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(33 results)