2022 Fiscal Year Annual Research Report
Research on the theory and applications of AIFV codes and their variants
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18H01436
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 博資 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 名誉教授 (30136212)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 賢一 福井大学, 学術研究院工学系部門, 准教授 (80284313)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 準瞬時符号 / 準瞬時FV符号 / 繰返し最適化手法 / データ圧縮 / 情報源符号化 / 情報理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
準瞬時FV符号(Almost Instantaneous Fixed-to-Variable length code, AIFV code)およびその関連符号に関して下記のような研究を行うと共に、それらの成果を国際会議および国内学会等において発表を行なった。具体的には下記のような成果を得ている。 (a) 離散無記憶情報源出力を有限状態通信路を通して送信するための、情報源符号化と通信路符号化を同時に行う同時符号化に対して、整数計画法と繰返し最適化手法を組み合わせて符号を設計する方法を提案し、従来知られている符号より、効率のよい符号を構成できることを示した。この成果を国際会議(IEEE ISIT2022)において発表した。 (b) 3ビット復号遅延を許すアルファベティックAIFV符号の構成法、および一般のNビット復号遅延を許すアルファベッティクAIFV符号を提案すると共に、効率のよい符号の構成法を明らかにし、従来の符号よりも符号化レートがよい符号を構成できることを示した。3ビットの場合を第45回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2022)で発表し、一般のNビットの場合は電子情報通信学会情報理論研究会において発表を行った。 (c) 各符号ビットのコストが同一でない場合に対して、平均符号コストを小さくするための、2ビットの復号遅延を許すAIFV符号を提案すると共に、効率の良い符号の構成法を明らかにし、従来の符号よりも平均符号コストが小さい符号を構成できることを示した。この結果を、第46回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2023)で発表すると共に、国際会議(IEEE ISIT2024)で発表予定である(採録決定済み)。 本研究課題が本年度で終了するため、研究成果と今後の研究課題などについてまとめを行った。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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