2019 Fiscal Year Annual Research Report
Identification of Parkinson's disease progression markers based on skeletal muscle-brain axis
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18H02744
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
斉木 臣二 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00339996)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹澤 有紀子 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (20594922)
天羽 拓 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 応用科学群, 講師 (40453922)
井本 正哉 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60213253)
赤松 和土 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60338184)
石川 景一 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (90733973)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 骨格筋 / パーキンソン病 / 遠隔効果 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は各種ヒト初代培養細胞(骨格筋、肝臓)を用いて下記の実験を実施し、成果を得た。各項目について述べる。 1) ヒト骨格筋初代培養細胞に甲状腺ホルモン(T3)を添加し、その代謝産物変化を細胞ライセート・培養液について網羅的に検討した(具体的には液体クロマトグラフィー-質量分析計およびキャピラリー電気泳動-質量分析計を用いた)。またT3添加により脂肪酸beta酸化に影響を与えうる転写変化をPPARalpha、PGC1alphaについて検討した。以上の実験から、T3添加によるPGC1alpha発現促進、それに続く脂肪酸beta酸化の亢進を確認した。 2) ヒト肝細胞に甲状腺ホルモン(T3)を添加し、その代謝産物変化を骨格筋細胞同様に検討した。肝細胞ではT3添加によりPPARalpha発現促進、それに続くCTP1Aの発現促進・脂肪酸beta酸化の亢進を確認した(ウェスタンブロッティングおよびメタボローム解析による)。 以上の実験から神経細胞への遠隔効果を示しうる代謝産物の同定を終えたため、2020年度は共培養系を用いて、個別に評価を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の最終目標である骨格筋-神経細胞の連関を証明する上で、キーとなる代謝産物群の特定を終えた。残り2年間の実験期間でin vitroでの評価を終えることが十分可能な状況と判断するため。
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Strategy for Future Research Activity |
予定通り、独自の共培養系を用いて、神経細胞への遠隔効果を評価する。代謝産物分だけで無くmiRNA(血清エクソソーム由来)についても検討を加え、臓器連関を司るメカニズムを明らかにする実験を行う。
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Research Products
(9 results)