2020 Fiscal Year Annual Research Report
高速波長掃引面発光レーザを搭載した口腔内OCTスキャナの開発
Project/Area Number |
18H02988
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐々木 啓一 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30178644)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 二三夫 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30178397)
金高 弘恭 東北大学, 歯学研究科, 教授 (50292222)
依田 信裕 東北大学, 大学病院, 講師 (20451601)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 口腔内スキャナ / OCT / 波長掃引面発光レーザ― |
Outline of Annual Research Achievements |
デジタルデンティストリーの更なる発展には、測定精度の向上、歯肉縁下マージン部の記録を可能とする口腔内スキャナのブレークスルーが必要である。本研究では、MEMS(micro electro mechanical systems)アクチュエータを集積した高速波長スキャンを可能とする波長掃引面発光レーザを光源とし、高速スキャン用MEMSビームスキャナを口腔内プローブに搭載した波長掃引型光干渉断層法(Swept source Optical Coherence Tomography: SS-OCT)口腔内スキャナを開発・社会実装することを目的とする。 臨床応用上必要とされる生物学的、歯科補綴学的、光工学的要件を医工連携研究から探求、試作スキャナの開発を段階的に進めるとともに、生物学的安全性、有効性の検証を行い、社会実装へのトランスレーショナル研究、産学連携での機器開発へ繋ぐ非臨床POC (Proof of Concept) を研究期間内に獲得することを目指す。 本年度の研究成果として、実験用プローブによる光工学的実験を継続し、口腔内使用に特化した改良型プローブならびにOCTスキャナ本体の試作を行い、人工歯の外形を3次元画像として再現できることを確認した。さらに、試作したOCTスキャナの臨床的有用性を確認することを目的として、規格支台歯モデル、支台歯形成した人工歯、シリコン歯肉を有する歯列模型に対し、卓上3Dスキャナ、従来型口腔内光学印象装置、今回試作したOCTスキャナの3種の装置を用いて外形計測を行い、比較検討を行った。
|
Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|