2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a communication skills training program for oncologists based on AYA cancer patient preferences
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18H03034
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
藤森 麻衣子 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所 支持・サバイバーシップTR研究部, 室長 (40450572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内富 庸介 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 研究統括(支持・サバイバーシップ研究) (60243565)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | コミュニケーション / AYA / 患者・医療者関係 / コミュニケーション・スキル・トレーニング / がん |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、研究③:思春期若年成人(adolescent and young adult: 以下AYA)世代がん患者とのコミュニケーションを学ぶCSTプログラム(AYA-CST)シナリオとプロトコルの改訂、AYA模擬患者用マニュアルの作成を行なった。研究④:【目的】改訂したAYA-CSTプログラムの実施可能性を検討する。【方法】日本サイコオンコロジー学会認定コミュニケーション技術研修会ファシリテーター118名を対象に受講者6名を募集し、半日のAYA-CSTプログラム(事前講義30分、AYA世代模擬患者とのロールプレイ1時間×3回)をオンライン研修会として行なった。参加者は研修会前後に以下の質問票への回答を求められた。参加前:氏名、年齢、勤務施設、診療科、医師経験年数、がん診療経験年数、年間AYA世代がん患者診療人数、参加前後:コミュニケーションの困難感、AYA世代がん患者とのコミュニケーションに関する自信(19項目, 5件法)、参加後:研修会の評価(15項目, 10件法)、研修会に関する意見と感想。得られたデータは記述的に分析を行った。【結果】受講者6名、平均年齢51歳、血液内科2名、産婦人科2名、緩和ケア科2名、がん診療経験年数平均24年、年間AYA世代がん患者診療数5-10人:3名、11人以上:3名であった。自信に関し、概ね参加後により高い自信が示された。研修会の評価は概ね良好であり、研修会全般の満足度も高かった。【結論】開発されたAYA-CSTプログラムは実施可能であり、参加者評価から有用である可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)