2021 Fiscal Year Annual Research Report
AI支援型がん患者の意思決定構造解析を基盤とした情報提供システムの開発
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18H03084
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
川崎 優子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (30364045)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内布 敦子 敦賀市立看護大学, 看護学部, 教授 (20232861)
平井 啓 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (70294014)
木澤 義之 神戸大学, 医学部附属病院, 特命教授 (80289181)
新居 学 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (80336833)
清原 花 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (80876821)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | がん看護 / 行動意思決定 / 情報機器・知能機器システム |
Outline of Annual Research Achievements |
【目的】がん患者の価値観を可視化するアプリのユーザビリティを評価すること。 【方法】1.協力者:がん患者43名、2.期間:2022年6月~10月、3.調査内容:アプリ上で価値観に関する質問(11項目)への回答(選択肢)を促し、価値観の特徴を判定結果として表示する。その後、Web Usability Scale(WUS:21項目、5段階尺度)および自由記述を用いた質問紙調査を行い評価した。 【結果】1.協力者の概要:男性5名、女性38名、年齢59±13.1歳、2.WUS:7項目の平均(標準偏差)は、好感度2.77±1.01、役立ち度2.45±1.06、信頼性3.15±0.90、操作の分かり易さ3.92±0.89、構成の分かり易さ3.53±0.96、見やすさ2.77±1.22、反応の良さ2.57±1.34。3.アプリの使用感に関する自由記載:今の自分の心の動きがわかる、自分の価値観に偏りがあることに気づく、家族と話すきっかけとなるなど、アプリを通して価値観を可視化することによる一定の効果がみられた。しかし、複数の選択肢から1つを選択することが難しい、複雑な気持ちを表現することができない、判定結果を医療者と共有し価値観を固定化されてしまうのには抵抗があるなど、アプリよりもケアの方が適している集団が存在することも明らかとなった。 【考察】WUSにおいて「好感度」「反応のよさ」の2因子については良い評価が得られたなかった。自由記載では、患者が複雑な気持ちを整理できていない場合にはアプリの使用は難しいことが課題として示された。また、アプリの使用意図について十分なオリエンテーションが必要であることが示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Improving Access to Advance Care Planning in Current and Future Public Health Emergencies: International Challenges and Recommendations.2023
Author(s)
Lin CP, Peng JK, Hsieh WT, Martina D, Mori M, Takenouchi S, Chan HY, Suh SY, Kim SH, Yuen KK, Kizawa Y, Cheng SY.
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Journal Title
J Palliat Med
Volume: 26(4)
Pages: 462-463
DOI
Int'l Joint Research
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[Journal Article] Culturally Adapted Consensus Definition and Action Guideline: Japan's Advance Care Planning.2022
Author(s)
Miyashita J, Shimizu S, Shiraishi R, Mori M, Okawa K, Aita K, Mitsuoka S, Nishikawa M, Kizawa Y, Morita T, Fukuhara S, Ishibashi Y, Shimada C, Norisue Y, Ogino M, Higuchi N, Yamagishi A, Miura Y, Yamamoto Y.
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Journal Title
J Pain Symptom Manage.
Volume: 64(6)
Pages: 602-613
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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