2020 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a tailored app for the spread of seamless patient education to children with asthma and caregivers
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18H03101
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
飯尾 美沙 関東学院大学, 看護学部, 講師 (50709011)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 真弓 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40294558)
山本 貴和子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, エコチル調査研究部, チームリーダー (40725115)
大矢 幸弘 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, センター長 (80392512)
佐藤 未織 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, 医師研究員 (70839597)
成田 雅美 東京都立小児総合医療センター(臨床研究部), なし, 医長 (70313129)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 小児喘息 / テイラー化 / アプリ |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度の研究目的は,2019年度に修正したアプリのフィージビリティ(実用性)を評価することであった。小児専門病院2施設,大学病院1施設,総合病院2施設,および小児科クリニックの計6施設において,医師から持続型喘息と診断されている乳幼児期・学童期の患児(0歳~満12歳)およびその保護者34組をリクルートした。研究参加者個人(保護者)のスマートフォンにアプリをインストールし,個人のペースで(最低1週間に1度はアプリにアクセスするよう依頼)6ヶ月間アプリを使用してもらった。研究登録から3ヶ月後および6ヶ月後において,調査フォームにてアンケート調査を実施した。 3ヶ月時調査に回答した対象者は30組であった。保護者30名の回答において,アプリの利用状況は,記録(カレンダー):80%,ぜんそくコントロールテスト80%,喘息知識:60%,服薬アラート:46.6%であった。利用を妨げている要因として,利用しづらい内容がある:36.7%,利用したい内容が含まれていない:20%であったものの,50%が利用を妨げている要因はないと回答した。継続利用につながる要因として,いつでも利用できる:43.3%,利用方法が簡単である:36.7%,受診時に医師に提示できる:30%であったが,13.3%が継続利用につながる要因なしと回答した。 6ヶ月時調査に回答した対象者は20組であった。保護者20名の回答において,アプリの使いやすさについては75%が「とても良かった」「良かった」と回答し,有益性については75%が「とても役に立った」「役に立った」,アプリの満足度は80%が「とても満足した」「満足した」と回答した。アプリの継続利用の可能性については70%が「とても利用できる」「利用できる」と回答し,アプリによる管理行動の動機づけは60%が「とても思った」「思った」と回答した。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)