2018 Fiscal Year Annual Research Report
Assessment of muscle quality and function by electrophysiological techniques
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18H03158
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
渡邊 航平 中京大学, 国際教養学部, 准教授 (20630990)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 筋の質 / 筋電図 / 超音波画像 / 骨格筋電気刺激 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、先進的な電気生理学的手法を応用し、「筋の質」を評価する方法を確立し、加齢および運動トレーニングがそれらを含めた筋機能に関連する要因に及ぼす影響を“分離”して評価することを目的としている。 2018年度は、「筋の質」を評価する方法を確立することを目的とした研究を実施した。若齢男性19名を対象として、骨格筋電気刺激法を用いて周波数-誘発張力関係を算出し、筋の収縮特性を示す指標から「筋の質」には大きな個人間差があることを明らかにした(Tomita, Watanabe et al. Under Review)。この実験では、刺激の強度が周波数-誘発張力関係に及ぼす影響も検討しており、刺激強度によって得られ結果が変化する可能性も示すことができた。この結果は高齢者を始め、強い刺激強度に留意が必要な対象者へ当該手法を応用する際の重要な要因となる。 また、計50名の若齢および中高年男女を対象として、筋の形態的特徴(筋肉量、羽状角)や組織学的指標(超音波画像のエコー輝度)、筋力発揮特性(最大筋力、筋力の立ち上がり)、運動単位発火パターンに対する筋の収縮特性を示す指標である周波数-誘発張力関係の関連性を調査するためのデータ収集を終えた。現在はさらに、このデータを増やす測定を進めており、ここで得られたデータから最大筋力の規定因子としての「筋の質」の貢献度や他の要因との相互関係が明らかになると考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画通りに論文の投稿が完了している。 被験者が当初の予定人数を大きく上回っていることから、データ量が予定より多くなっている。そのため、解析に時間を要する点が、やや遅れているという判断の理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
常に論文での成果公表を意識し、次の研究につながるエビデンスを蓄積していくことを方策とする。 また、上述したように、被験者の数が多い方がデータの信頼性が高くなる可能性があるデータは継続的にデータを取得するとともに、段階を設けてデータを公表することとする。
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Research Products
(10 results)