2021 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of method for ameliorating social jet lag by chrono-nutrition and chrono-exercise
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18H03198
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
樋口 満 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 名誉教授 (20192289)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 社会的時差ボケ / 睡眠 / 生活リズム / 概日リズム |
Outline of Annual Research Achievements |
一過性の社会的時差ボケが血中の糖・脂質代謝指標および24時間血糖値に及ぼす影響を明らかにするため、クロスオーバー試験を行った。19名の若年男性を対象とし、介入開始前の1週間、ウェアラブルデバイス(Fitbit)を用いて普段の起床・就寝時刻および睡眠時間を調査した。対象者をランダムに社会的時差ボケ(SJL)条件とコントロール(CON)条件に振り分け、金曜日の午前中に空腹時採血を実施した。その後、SJL条件の者は、金曜日の夜から日曜日の朝にかけて、普段の起床・就寝時刻より3時間遅い時刻に起床・就寝した。CON条件の者は、金曜日の夜から日曜日の朝にかけて、平日と同じ時刻に起床・就寝した。月曜日の午前中に再度空腹時採血を行った後、SJL条件とCON条件を入れ替え、同様の介入を行った。空腹時採血により得られた血液を用いて、グルコース、インスリン、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪の血中濃度を測定した。また、介入期間中、対象者は24時間持続血糖測定器を装着し、金曜日と月曜日の24時間血糖値の曲線下面積を求めた。 SJL条件において平日との睡眠中央時刻(起床・就寝時刻の中央値)が2時間未満であった4名を除外し、15名を解析に含めた。睡眠中央時刻はSJL条件において平均で3時間1分後退し、CON条件においては平均で8分後退した。睡眠時間に条件間で差は認めらなかった。条件(SJL vs CON)と時間(金曜日 vs 月曜日)を因子とした二元配置分散分析の結果、いずれの項目においても有意な交互作用は認められなかった。以上の結果より、一過性の社会的時差ボケは血中の糖・脂質代謝指標および24時間血糖値に影響を及ぼさない可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] No strong association among epigenetic modifications by DNA methylation, telomere length, and physical fitness in biological aging2023
Author(s)
Seki Y, Aczel D, Torma F, Jokai M, Boros A, Suzuki K, Higuchi M, Tanisawa K, Boldogh I, Horvath S, Radak Z
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Journal Title
Biogerontology
Volume: 24(2)
Pages: 245-255
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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[Journal Article] Fat-Free Mass Index as a Surrogate Marker of Appendicular Skeletal Muscle Mass Index for Low Muscle Mass Screening in Sarcopenia2022
Author(s)
Kawakami R, Tanisawa K, Ito T, Usui C, Miyachi M, Torii S, Midorikawa T, Ishii K, Muraoka I, Suzuki K, Sakamoto S, Higuchi M, Oka K
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Journal Title
J Am Med Dir Assoc
Volume: 23(12)
Pages: 1955-1961
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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