2020 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of eQTL database during pregnant period
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18H03326
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
長崎 正朗 京都大学, スーパーグローバルコース医学生命系ユニット, 特定教授 (90396862)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | RNAシークエンシング / eQTL / 妊娠期間 / 遺伝要因探索 / 全ゲノムシークエンシング / マタニティログ |
Outline of Annual Research Achievements |
日本人妊婦約300名の全ゲノム情報と妊娠期間、前期、中期、出産後の3点のRNAシークエンス情報を情報解析し、RNAの各時点および、時点間の変化のプロファイルを構築するとともに、同一妊婦の全ゲノムシークエンス情報を用い、これらのRNAプロファイルと相関する遺伝要因の探索を行った。また、これらの情報について整理を行い重要なRNAと個人の変異情報との関連のデータベースを構築した。 妊娠期間中における妊娠期間毎の一般集団と健常妊婦における日本人のeQTLデータベースを世界で初めて構築した。当データベースは、今後得られてくるRNA転写物、プロテオームなどのマーカーについて個人毎の遺伝的な背景を検討するための貴重な情報資源の1つとなる。さらに、国内外のゲノムワイド関連解析によって得られたデータベースGWASCatalog等で報告されているSNPについて当該データベースに関連したSNPも得られていることから、妊娠期間毎の解析に限らず、日本人の遺伝要因と転写物の発現解析にも幅広く活用できる。
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)