2020 Fiscal Year Annual Research Report
物体の形状などを認識させるマーカーを用いたマルチモーダルインタフェースの研究開発
Project/Area Number |
18H03489
|
Research Institution | Tohoku University of Art and Design |
Principal Investigator |
酒井 聡 東北芸術工科大学, デザイン工学部, 教授 (90515157)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若生 一広 仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (90500893)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | ヒューマンインタフェース / 感性インタフェース / 情報デザイン / 工業デザイン / 画像処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、物体の形状などを認識させるマーカーを用いたマルチモーダル・インタフェースを研究開発することである。コロナウイルス感染症(以下、感染症)の影響により研究機関を1年延長し、研究を行った。 2021年度は、前年度に達成することができなかった研究成果の外部発表に充填をおいて研究開発を行った。依然として感染症の影響があり計画当初のように多くの被験者を集め検証を行うことは困難を伴ったが、スリーエム仙台市科学館(以下、科学館)に試験機の試用を兼ねて公開展示をするに至った。科学館も感染症の影響を受け、一般来場者を受付けない休館が続いていたため、その期間を用いて研究者と科学館の職員とで試験機を設置、展示しカード型スクリーンへの映像投影テスト、映像コンテンツを用いて動作確認などを重ねた。感染症による休館が済んでからは、一般来場者にも試験機を扱えるようにした。特に科学館では仙台市の全ての小学校に通う児童たちが市の学習プログラムとして訪れることとなっており、通常の一般開放の際にはトランプの絵柄を用いたコンテンツを主に、化学記号をカードに投影し化合物物を作成するコンテンツを用いることとし、科学館の職員の指導のうえ体験してもらった。会場の面積から同時に体験できる人数を少数としたため、複数人で協働をするなどには至りにくい状況であったが、十分にカード型スクリーンを使ったマルチモーダル・インタフェースの可能性を多くの人たちに示差できた。 以上の内容で期間延長をした7月末まで外部発表を行った。
|
Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
|