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2021 Fiscal Year Annual Research Report

ヒト発話コミュニケーションの進化と成立:前駆体能力に関する実験的研究

Research Project

Project/Area Number 18H03503
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

香田 啓貴  京都大学, 霊長類研究所, 特定准教授 (70418763)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 剛  京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (80452308)
足立 幾磨  京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (80543214)
森田 尭  大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (10837587)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords発声制御 / 霊長類 / 発話進化 / コミュニケーション
Outline of Annual Research Achievements

最終年度となる今年度は,これまでに得られたデータ解析が中心となるように準備をしながら研究を進めた.具体的には,発声と姿勢についての同期的記録が行われているため, 発声運動に関連する身体運動についての時系列解析を実施して,発声運動の準備運動となる身体運動の機序を明らかにすることとした.さらに,呼吸運動についての記録も実施できたため,それらの時系列解析も併せて実施するための準備を進めた.発声と聴覚の相互作用については,これまでに得られた小型類人猿のデータを生かして,発声の時系列的特徴を明らかにするとともに,それに依存した形での聴覚フィードバック実験を実施するための環境をようやく完成させることができた.次の基盤研究への足掛かりとなる手がかりを得られた.なお,今年度の重点的課題項目として,先端的なデータ分析技術を利用するために,深層学習をはじめとする機械学習の専門家としての,森田氏を分担者として加えた.その結果,実際に最新の計算環境を分担者の拠点で整備することができた.計算結果は随時得られており,随意発声と自発発声との運動の差異を予備的に捉えることができた.具体的には,ニホンザルの動画を深層学習手法の一つであるVAEにより,次元埋め込みを行い,その特徴量を圧縮することで,発声運動時の運動の表現と評価を行った.その運動解析・評価によると,発声の訓練により手掛かりにより誘発される随意発声の場合,頭部の特徴的な運動が先行して運動随伴する傾向が見出される一方で,自発発声ではそのような運動随伴は観察されにくいことがわかった.

Research Progress Status

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2022

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Analyzing and visualizing morphological features using machine learning techniques and non‐big data: A case study of macaque mandibles2022

    • Author(s)
      Morita Takashi、Ito Tsuyoshi、Koda Hiroki、Wakamori Hikaru、Nishimura Takeshi
    • Journal Title

      American Journal of Biological Anthropology

      Volume: 178 Pages: 44~53

    • DOI

      10.1002/ajpa.24469

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2022-12-28  

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