2021 Fiscal Year Annual Research Report
建国初期中国を移動する身体芸術メディア・プロパガンダ―戦時期からの継承と展開
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18H03568
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
星野 幸代 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (00303587)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
葛西 周 早稲田大学, 高等研究所, 講師(任期付) (00584161)
韓 燕麗 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10537096)
邵 迎建 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (30375315)
城山 拓也 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (60749109)
アン ニ 日本映画大学, 映画学部, 特任教授 (70509140)
楊 韜 佛教大学, 文学部, 准教授 (70614585)
西村 正男 関西学院大学, 社会学部, 教授 (80302652)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 建国期中国 / 移動 / 身体芸術 / プロパガンダ |
Outline of Annual Research Achievements |
繰越予算により、「建国初期中国を移動する身体芸術メディア・プロパガンダ―戦時期からの継承と展開」第二回国際WSをハイブリッド(東京大学駒場キャンパス及びオンライン、2022年9月3日)にて開催した。第一部は北京大学よりゲスト・スピーカー李道新氏(映画研究)を招聘した基調講演、第二部は研究代表者・分担者6名が研究報告し、総合討論を行った。学術書の出版に於いては、単著として星野幸代『翼賛体制下のモダンダンス―厚生舞踊と「皇軍」慰問』、城山拓也『中国漫画のモダニズム――葉浅予と王先生の物語』、楊韜『重畳たるタクティックス:日中戦争期の話劇をめぐって』以上3点、共著・共編著として晏ニ『「アジア人物史」第11巻 世界戦争の残禍を越えて』、葛西周『クリティカル・ワード ポピュラー音楽:〈聴く〉を広げる・更新する』および電子書籍として韓燕麗『探索1930至1940年代香港電影』の以上3点(うち1点は国際共著)、学術的翻訳著として西村正男『音楽と戦争のロンド ── 台湾・日本・中国のはざまで奮闘した音楽家・江文也の生涯』以上1点の高い成果を挙げることが出来た。また本科研の集大成として研究成果の中国語圏における発信のため、中国語論文の執筆或は上述の著書の一章、本科研の下での既発表論文の中国語翻訳および校閲を進行し、清華大学出版社より成果出版が決定した。英語圏への発信面においても、繰越後の2022年度はオーストラリア、ベルギー、米国現地での口頭発表が実現し、英語論文1本はインパクトファクター付の学術誌Cultural Studiesの特集 Inter-Asia in Motion: Dance as Methodに採用された(なお当該特集は英国Routledge社から書籍出版が決定している)。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(44 results)