2021 Fiscal Year Annual Research Report
民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究
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18H03624
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹中 千春 立教大学, 法学部, 特定課題研究員 (40126115)
武内 進一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60450459)
デスーザ ローハン 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (60767903)
清水 展 関西大学, 政策創造学部, 客員教授 (70126085)
藤倉 達郎 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (80419449)
中西 嘉宏 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 准教授 (80452366)
日下 渉 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (80536590)
中村 沙絵 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (80751205)
藤原 帰一 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 名誉教授 (90173484)
拓 徹 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 助教 (90795626)
HUSSAIN NAZIA 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 講師 (30837860)
下條 尚志 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (50762267)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| Keywords | アジアの権威主義化 / 宗教的少数派に対する暴力 / アフガニスタン情勢 / ウッタル・プラデーシュ州議会選挙 / 民主主義 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となった今年度の研究実績の柱は五つある。第一が国内外での研究活動、第二がイギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が大学院生を中心とした国際ワークショップの開催、第四がアフガニスタン情勢の急展開に伴う公開講演会の開催、第五がインド最大の州であるウッタル・プラデーシュ州議会選挙の調査である。
第一については、2021年10月に49th Annual Conference on South Asia (UW-Madison)においてパネルを立て、科研メンバーと共に発表を行った。さらに、2021年11月には、アジア政経学会において樫山セミナーを企画し、イギリスとの共同プロジェクトのカウンターパートであるロンドン大学のSeth教授を招へいしてアジアの権威主義化について議論を行った。その成果は、『アジア研究』第68巻4号で特集として刊行した。2023年3月にはYale大学でセミナーを開催し、インドの宗教的少数派に対する暴力を分析した。
第二については、前述のSeth教授と行っている共同研究の最終ワークショップを2022年9月に実施した。共同研究の成果をジャーナルの特集として掲載する準備を進めている。
第三については、2021年4月に2021年度南アジア・インド洋世界研究会第1回国際ワークショップを開催し、大学院生に英語で発表を行い議論する機会を提供した。第四については、アメリカの撤退に伴うアフガニスタンの政変とこの影響に関し、アフガニスタンの紛争解決に長年取り組んできた平和村ユナイテッドの小野山亮代表理事を招へいして公開講演会を開催した。
第五については、2022年1月から3月にかけてインド最大の州であるウッタル・プラデーシュ州議会選挙の大規模サンプル調査を、NIHUプロジェクト「南アジア地域研究」と共同で行った。2020年ビハール州議会選挙調査と同様に委託調査を行った。
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| Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Introduction2021
Author(s)
Minoru Mio, Kazuya Nakamizo, Tatsuro Fujikura
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Journal Title
The Dynamics of Conflict and Peace in Contemporary South Asia: The State, Democracy and Social Movements
Volume: -
Pages: ⅵ-xxiii
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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