2018 Fiscal Year Annual Research Report
The Frontier of Contract Theory and Organizational Economics
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18H03640
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
伊藤 秀史 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (80203165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水野 敬三 関西学院大学, 商学部, 教授 (40229703)
石田 潤一郎 大阪大学, 社会経済研究所, 教授 (40324222)
石黒 真吾 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (60288496)
花薗 誠 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60362406)
大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
大洞 公平 関西学院大学, 経済学部, 准教授 (70388354)
三浦 慎太郎 神奈川大学, 経済学部, 准教授 (80632794)
石原 章史 政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (80643668)
小佐野 広 京都大学, 経済研究所, 教授 (90152462)
神戸 伸輔 学習院大学, 経済学部, 教授 (90276048)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 契約理論 / 組織の経済学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1.定例の Contract Theory Workshop (CTW,契約理論ワークショップ) を,8月,9月,12月を除く毎月原則第3土曜日午後に京都大学経済研究所,関西学院大学大阪梅田キャンパス,関西大学梅田キャンパス,立命館大学茨木キャンパスで計9回開催した.詳しい日程,海外からの報告者3名を含む全報告者,および報告内容はCTWホームページを参照されたい. 2.8月3~5日にサマー・コンファレンス (サマーキャンプ) を釧路公立大学で開催した.研究分担者1名,大学院生2名,国内研究協力者9名,海外大学からの研究協力者1名を含む13名の主に若手研究者が,主要な問題提起と研究プロポーザルを報告し,研究の方向性を集中的に討議した.プログラムはCTWホームページを参照されたい. 3.9月29日に,Japanese-German Workshop on Contracts and Incentivesを関西大学梅田キャンパスで共催し,研究代表者,研究分担者2名,日本からの研究協力者2名,海外からの研究協力者10名の計15名が研究報告を行い,活発な意見交換が行われた.プログラムはCTWホームページを参照されたい. 4.12月1日に,第12回 (East Asianと名称変更して最初の) East Asian Contract Theory Conferenceを韓国Korea Universityにて開催した.日本2名,台湾2名,香港2名,韓国1名およびシンガポール1名の合計8名が研究報告を行った.プログラムはコンファレンス・ウェブサイトを参照されたい. 5.研究代表者,研究分担者が日本経済学会,Econometric Society,Society for Institutional and Organizational Economics (SIOE), European Association for Research in Industrial Economics (EARIE),International Industrial Organization Conference,Asia Pacific Industrial Organization Conference (APIOC),数理経済学会等の学会,University of Hong Kong等の研究セミナーで研究報告を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1.毎月のワークショップ,サマーキャンプ,Japanese-German Workshop on Contracts and Incentives,Japan-Taiwan-Hong Kong Contract Theory Conferenceを計画通りに行うことができた. 2.毎月のワークショップでは,米国および香港からの3名の研究協力者,ミクロ理論,応用ミクロ実証の国内若手研究協力者を多数ワークショップに招待して,今後の理論・実証研究への足がかりを築くことができた. 3.Japan-Taiwan-Hong Kong Conferenceを,韓国の参加によりEast Asian Contract Theory Conferenceに併称変更して,最初の大会を開催することができた. 4.研究代表者,研究分担者,研究協力者が研究成果を国内外学会で発表するとともに,国際学術雑誌に採択・掲載した.
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Strategy for Future Research Activity |
1.毎月のワークショップでは,契約と組織の経済学分野のうち,特に行動契約理論,関係的契約理論,応用ミクロ実証の分野で国際的に活躍する気鋭の研究者を積極的に招聘し研究報告してもらう.4月の定例ワークショップをWorkshop on Behavioral Contract Theoryとして共催し,5名の海外からの研究協力者を招聘する.7月の定例ワークショップでは,ヨーロッパおよびオーストラリアからの研究協力者の報告を予定している. 2.第13回East Asian Contract Theory Conferenceを,12月7日に関東学院大学KGU関内メディアセンターにて開催する予定である.アジアに加えてオーストラリアにもネットワークを広げる可能性を模索する. 3.研究代表者,研究分担者,連携研究者が研究成果を国内外の学会等で発表するとともに,欧米の研究者と定期的な交流の機会を探索する.
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Research Products
(22 results)