Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画で挙げていた沖縄リーフ海域でのADCPおよびGPS surface drifter漂流実験は昨年度に引き続きコロナ禍のため実施できなかった.しかしながらその他のモデル開発を鋭意すすめ,本プロジェクトの主題の一つである波-流れ相互作用に関する数値モデル開発および解析を米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校のJ .C. McWilliams教授の研究チームとの国際共同研究として鋭意実施し,底面波動境界層でのbottom streamingによる沿岸循環流の形成に関する論文(Wang, P., McWilliams, J.C. and Uchiyama, Y., 2021. J. Phys. Oceanogr.)を発表した.また,OISTや神戸学院大と協働し,東シナ海ネスティングモデルと粒子追跡モデルを用いたサンゴ分散に関する研究(Takeda, N., Kashima, M., Odani, S., Uchiyama, Y., Kamidaira, Y. and Mitarai, S., 2021. Sci. Rep.)を公表し,さらに原子力機構や電中研などと進めた福島沖放射性核種の動態解析(Uchiyama, Y. et al. 2022. Sci. Total Environ.; Kamidaira, Y., Uchiyama, Y., Kawamura, H., Kobayashi, T. and Otosaka, S., 2021. J. Environ. Radioact.)などのハイ・インパクトなSCI誌に発表した.
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