2021 Fiscal Year Annual Research Report
Development of in silico human model and its application to indoor environmental design
Project/Area Number |
18H03807
|
Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
伊藤 一秀 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (20329220)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | in silico human model / CFD / 室内空気質 / 経気道暴露 / 経皮暴露 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,汚染空気暴露に伴う健康影響を可視化するin silico人体モデルの開発に取り組むもので,特にガス状ならびにエアロゾル状の各種空気汚染物質を対象として,呼吸に伴う経気道暴露,沈着や接触に伴う経皮暴露による人体影響を定量的に予測・評価する数理モデルと,その数値解析用の人体プラットフォームを開発した.具体的には,(1) 各種空気汚染物質を対象とした経気道暴露・経皮暴露の経路と人体暴露メカニズムを数理的に記述する生理的薬物動態(PBPK)モデルを作成した.(2) 皮膚表面幾何形状や呼吸器系幾何形状を精緻に再現したin silico人体モデル開発の基礎となる数値解析用の人体プラットフォームを作成した.これらを統合した上で (3) 経気道暴露・経皮暴露による健康影響・リスクを部位別に定量評価可能なin silico人体モデルを開発した.最終的に (4) in silico人体モデルと熱流体解析技術(CFD)を統合した人体-環境系の総合解析手法を確立し,建材由来の揮発性有機化合物の経気道・経皮曝露予測,電子煙草由来の各種化学物質の1次曝露,2次曝露予測を実施することで,解析事例の蓄積に取り組んだ.
|
Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
|