2018 Fiscal Year Annual Research Report
骨自発的・人為的アプローチによる骨配向化機構の解明と制御
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18H03844
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
中野 貴由 大阪大学, 工学研究科, 教授 (30243182)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 卓也 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (40324793)
萩原 幸司 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10346182)
石本 卓也 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (50508835)
松垣 あいら 大阪大学, 工学研究科, 助教 (10592529)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 自発的骨配向化 / 人為的骨配向化促進 / インプラント |
Outline of Annual Research Achievements |
骨配向化制御は、骨自発的配向化誘導のためのメカニズム解明、および骨類似配向化機能発現を可能とする骨代替インプラントの創製、を両輪としてはじめて達成可能である。本課題では、生体骨が自発的・内在的に持つ配向化機構の解明、ならびにあたかも生体骨として振舞う骨配向化促進インプラントの創製を最終目標に、骨自発的・人為的両側面から、自発的骨配向化形成と骨配向化誘導インプラントロジーを2本柱とする研究展開を目的とした。初年度の基盤研究(S)採択にともなう、基盤研究(A)の廃止までは、自発的骨配向化機構解明のための3次元配向性イメージング法の確立、アゴニスト・アンタゴニストを用いた自発的骨配向化制御機構解明、骨代替インプラントの試作を中心に実施した。ただし、到達目標の大きく異なる基盤研究(S)に年度途中で採択されたことから、基盤研究(A)は規定に則り廃止した。本基盤研究(A)で得られた大きな成果として、血管構造を含む骨の3次元配向性イメージング手法、バイオミネラル(サンゴを使用)の材料学的手法による配向性イメージング法を確立したこと、さらに、骨代替インプラント材料の新規組織制御に成功し、新規インプラント創製への足掛かりを得、論文発表した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)