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2018 Fiscal Year Annual Research Report

敗血症病態における血管内皮細胞由来細胞外小胞体のフェノタイプ解析および治療介入

Research Project

Project/Area Number 18H06239
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

山川 一馬  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50597507)

Project Period (FY) 2018-08-24 – 2020-03-31
Keywordsエクソソーム / マイクロRNA / 敗血症 / 外傷 / 重症救急病態 / 次世代シーケンサー
Outline of Annual Research Achievements

さまざまな血球や血管内皮細胞から遊離する微小膜小胞体は、癌疾患・動脈硬化・炎症性疾患などに深く関与していることが報告されている。我々は、MPs 遊離は重症救急病態において亢進し各細胞間の伝達物質として重要な役割を担うこと、血管内皮細胞由来MPs には複数のサブタイプがありそれらの生理活性の違いと臨床像の関連を報告してきた。本研究では、敗血症や外傷などの重症救急病態において血中エクソソーム中のmicro RNAのもつ臨床的意義を明らかとすることを目的に実験を行っている。
2018年度は、①エクソソーム単離ならびにmiRNA抽出手技の確立、②各種炎症病態マウスにおけるmiRNA変化についての次世代シーケンサーによる網羅的評価、の二点を行った。
①エクソソーム単離・miRNA抽出手技としてはさまざまな手法を検討した結果、QIAGEN exoRNeasy Serum/Plasma Midi Kit Cat #77044を用いることに決定した。バイオアナライザーで抽出量・精度を評価し、十分に満足のいく結果であることを確認した。
②12週齢雄性ラットを用いて実験をおこなった。CLP敗血症モデル、LPS全身炎症モデル、熱中症モデル、およびそれらの対照モデルを作成した。炎症極期のタイミングにおいて全採血し、上述の方法でmiRNAを抽出した。次世代シーケンサーの解析結果待ちの段階である。
2019年度以降、これらの結果から選定したmiRNAをターゲットとして重症救急病態を呈する患者検体を用いた臨床的評価へと移行する予定である。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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