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2018 Fiscal Year Annual Research Report

侵襲性歯周炎の原因候補遺伝子NOD2の機能解析

Research Project

Project/Area Number 18H06289
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

須藤 毅顕  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 医員 (10821168)

Project Period (FY) 2018-08-24 – 2020-03-31
KeywordsNOD2 / 侵襲性歯周炎 / エクソーム解析
Outline of Annual Research Achievements

2018年度は、過去に同定したNOD2変異の機能解析と他サンプルを用いたゲノム解析を並行して実施した。
1.NOD変異型の機能解析/ まず野生型のNOD2遺伝子配列に対して、Mutagenesis 法にて特定部位変異遺伝子導入を行った。そして、変異導入した NOD2 領域を発現ベクターに組み替えた。作成した侵襲性歯周炎に特異的な5種類のNOD2変異型プラスミドをHEK293細胞株に導入し、細菌の構成因子であるムラミルジペプチドに対する応答性をルシフェラーゼアッセイ法にて解析した。その結果、いくつかのNOD2変異型では野生型と比較して、免疫シグナルへの応答強度、応答のピークや持続時間が変化していることを確認した。今後はNOD2変異型の結合パートナーや細胞質内での挙動の変化を詳細に解析していく。
2.さらなる罹患者サンプルを用いたゲノム解析/ (1) NOD2遺伝子の他集団における変異解析/ 日本人以外の集団における侵襲性歯周炎罹患者に対してNOD2領域のディープシークエンス解析を行い、変異の有無を検討する。Abant Izzet Baysal大学との共同研究により、トルコ人集団における侵襲性歯周炎罹患者のDNAサンプルを90サンプル使用する。東京医科歯科大学の倫理審査は受理されており、Abant Izzet Baysal大学にてDNA抽出が実施されたのち、NOD2の全プライマーセットを用いてシークエンスを実施予定である。(2) 新たな家系例を用いた全エクソーム解析/ 侵襲性歯周炎罹患者を複数含む新たに収集された家系を用いて全エクソーム解析を行い、NOD2以外の新たな遺伝子変異を探索する。当大学バイオリソースセンターを利用したサンプリングを開始しており、サンプリングの中から家系例を見出した。今後、次世代シークエンサーを用いてライブラリ作成、シークエンスによる塩基配列の取得を行う。

Research Progress Status

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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