2018 Fiscal Year Annual Research Report
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18J11714
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
清水 数馬 京都大学, 理学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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Keywords | 超対称性 / ゲージ理論 / M理論 / 超弦理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はM理論に関する超対称ゲージ理論の厳密解析の研究について、これまで共同研究者らと研究してきた課題について新たな発見をし、それについて論文を発表し、Journal of High Energy Physicsという論文雑誌に採用された。(JHEP 1903 (2019) 159)。この研究はM2-ブレーンと呼ばれるM理論に含まれる物体の理解を通して、M理論の新たな物理を探るという目標で進めてきた。出版された論文(JHEP 1903 (2019) 159)においてはM理論の新たな物理に関係すると思われる現象について様々な観点から議論し、その物理が超対称性の破れとして現れたということを議論した。 その他にはM理論と直接は関係ないが、超対称ゲージ理論の厳密解析を通じてM理論を解析する上で重要であると思われる事柄について研究し、さらに二本の論文を発表し、どちらもJournal of High Energy Physicsという論文雑誌に採用された(JHEP 1811 (2018) 064, JHEP 1901 (2019) 090)。この二本の論文では、局所化と呼ばれる厳密解析の方法を超対称ゲージ理論に用いた場合、これまで議論されきたような十分に良い性質を持った理論以外に適応した場合、直感に対応しないような現象が起こることを示唆している。特に、平坦な時空における真空というものの直感的な議論が、局所化を用いる時には適応出来ない場合があることを示し、その観点から超対称性を保つ真空が選ばれない可能性を示唆している。 これらの結果からM理論の物理と局所化を用いた場合の超対称の破れとの関係が理解できると考えている。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(4 results)